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南国



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難波田龍起



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ナンバー27



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鳰沼



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貧しき食事

作家名:パブロ・ピカソ
制作年:1904年
技 法:エッチング 紙
ピカソは、スペインでは版画のトレーニングを受けていない。彼の最初の版画は、ピカドール(馬に乗って牛を刺激する闘牛士)を描いた<左利きの男>(1989年)と言われている。この時ピカソは、版画というものが紙に転写した時にイメージが左右反転するということを、どうやら知らなかったらしい。意に反してそのピカドールは左手に槍を持つことになり、ピカソはタイトルを「左利き」とした。そんなピカソがパリに出て制作した<貧しき食事>(1904年)では、一挙に高い技術と完成度を見せている。貧乏だったピカソは、他人の使い古しの亜鉛板を用いたため、背景にうっすらと前の版画の風景のイメージが残っている。やせこけた盲目の男と彼によりそう女の前には、ワインの瓶と一切れのパン。お皿は空っぽ。貧困と孤独にある盲目の人、そして細長く引き伸ばされた人体は、社会の底辺であえぐ人々の絶望と希望への共感を青い絵の具で描いた「青の時代」の特徴を示している。シャープな線とコントラストの強い陰影表現が、緊張感あふれるドラマティックな画面を生み出している。男性が女性の方に手を回している様子は、女性を気遣っているようにも見えるが、顔はお互いに反対側に向いていて、実のところ心の中の距離は遠いのかもしれない。二人の腕が連結して生まれている循環は、頬杖をつく女性の左手で、むなしく宙に浮いている。その女性の視線もまた行き場を失ってあたりをさまよっている。男性の視線は画面の外に向かうが、その盲目の眼には何が映っているのだろうか。(「変貌するひとのすがた ピカソの版画」(コレクション+αで楽しむシリーズ) 2006年)


カテゴリー:作品
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ミレーとは?【 作家名 】

バルビゾン派の代表的な画家。シェルブールに生まれ、1837年、パリに赴き、ポール・ドラロッシュの下で絵を学ぶ。1847年にはテオドール・ルソーと親しくなり、遅くとも1864年までには日本の美術品を収集し始めている。版画の仲間であったフィリップ・ビュルティやオーギュスト・ドラートルブラックモンらに影響されて浮世絵版画を研究するようになったのかもしれない。絵画のみならずミレーエッチング木版画も制作している。いかなる手法が使われようと、彼の作品は農夫や田園風景といった主題に対する強い好みを反映している。(P.F.)(「世紀末から 西洋の中の日本「ジャポニスム展」図録)

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徳島県立近代美術館2006