ぐるぐるアートワード
データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。
ぐるぐるもくじ


アクアチント



アクション・ペインティング



悪の泉−『エスタンプ・オリジナル』誌第6号より



『悪の華』のために版刻された14図



アクパン



あけぼの村物語







浅井忠



浅井柳塘



朝倉文夫



麻田浩



麻田辨自



朝の散歩



アサンブラージュ



東谷武美



アズメ



麻生三郎



遊び用の棚



頭No.3



アダムとイヴ


<前 (3/186ページ) 次>

●もくじのさくいん

    

    

記事カテゴリ

 すべて

 作家(1701)

 作品(1851)

 美術用語(163)

 その他(1)


こんぽーとのあるせいぶつ

コンポートのある静物

作家名:パブロ・ピカソ
制作年:1909年
技 法:ドライポイント 紙
1907年の油彩<アヴィニョンの娘たち>(ゼルヴォスのピカソ作品総目録vol.2 No.18)を境に、ピカソブラック(1882-1963)とともにキュビスムの実験に取り組んでいく。20世紀美術の絵画の最大の革命ともいえるキュビスムの実験を進めながらも、<貧しき食事>を刷ったドラートルの工房に行かなくても版画制作ができるように小型のプレス機を入手し、ピカソは版画への関心を継続させている。人物も静物も風景も同じ対象物としてとらえて、それを解体し再構築していったのがキュビスムの時期といえるだろう。ここに描かれているのはテーブルのうえにある果物や食器などの静物である。キュビスムの誕生の重要なさきがけとなったセザンヌ(1839-1906)が残した「自然を円筒形と球形と円錐形によって扱う」(3)という言葉に従って、対象物を単純な形態に置き換えていく方法論がよく表れている。(「変貌するひとのすがた ピカソの版画」(コレクション+αで楽しむシリーズ)図録 2006年)


カテゴリー:作品
  いまクリックまたは、検索したキーワードの解説

クレーとは?【 作家名 】

1879年スイスに生まれる。1940年没する。ドイツ、ミュンヘンの美術アカデミーに学び、当時の前衛的なグループ「青騎士」に参加、カンディンスキー等と交流する。初期は神経質でありながらダイナミックな線描で知られ、後に豊かな色彩を用いた作風へと変遷した。キュビスムやシュルレアリスム抽象などの様々な要素を消化し、線と色彩の効果が十分に発揮された高い精神性を持つ独自の画風を確立。ドイツの近代デザインの学校であるバウハウスで教鞭を執り、理論家として多くの作家に影響を与えるなど、今世紀の巨匠の一人に数えられる。スイスベルンクレー財団が設立されている。

  画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。

キーワード検索




けんさくけっか

キーワード

クレー

キーワードを含む記事
53件見つかりました。

  アートワードの使い方

  子供と伯母

  青騎士

  ジョセフ・アルバース

  ヨハネス・イッテン

  ウィーン工房

  ポール・ウォナー

  カリグラフィ

  ハインリヒ・カンペンドンク

  黄色の上着を着て

  黄色の窓のある街のコンポジション

  組み立てキット「バウ・モビール」

  グスタフ・クリムト

  パウル・クレー

  イダ・ケルコヴィウス

  子供と伯母

  ルート・コンゼミュラー

  ベン・シャーン

  グンタ・シュテルツル

  クルト・シュミット


<前   次>

徳島県立近代美術館2006