ぐるぐるアートワード
データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。
ぐるぐるもくじ


水辺の球



水辺の風景



水物語I



水物語II



道北英治



ミッチェル



三岡明



満谷国四郎



緑川洋一



緑と茶の人



緑の風



緑のカヌー



港の風景



港の船



南薫造



みなみの風の日(風紋)



源頼義像



ミニ



ミニマル・アート



ミニャール


<前 (155/186ページ) 次>

●もくじのさくいん

    

    

記事カテゴリ

 すべて

 作家(1701)

 作品(1851)

 美術用語(163)

 その他(1)


おんなのきょうぞう

女の胸像

作家名:パブロ・ピカソ
制作年:1955年
技 法:アクアチント ビュラン 紙
ピカソは、1944年頃に恋人のマリー=テレーズ、そしてドラ・マールとついに別れた。次の恋人はフランソワーズだったが、彼女も53年にピカソのもとを去る。その少し前に南仏ヴァロリスの陶芸工房で出会ったのがジャクリーヌである。彼女はその工房で店員をしていた。54年から2人は共に住むようになり、55年に正妻のオルガが亡くなると、61年に結婚する。この作品はジャクリーヌをモデルにしている。堅実で献身的にピカソにつくし、妻として晩年のピカソを支えた女性である。恋人であり妻にもなったジャクリーヌは、画家ピカソにとって第一のモデルだったのに違いない。ギリシャ彫刻のような彫りの深い顔立ち、額から長く伸びた鼻、アーモンド形の瞳、濃くて長い眉毛。この作品にも、彼女の顔の特徴がよく表れている。制作された55年にルイーズ・レイリス画廊より販売された。刷りはラクリエール工房。(「変貌するひとのすがた ピカソの版画」(コレクション+αで楽しむシリーズ)図録 2006年)


カテゴリー:作品
  いまクリックまたは、検索したキーワードの解説

カロとは?【 作家名 】

1924年イギリスに生まれる。ケンブリッジのクライスツ・カレッジに学んだ後、彫刻の道に進むことを決意し、ロンドンのロイヤル・アカデミー・スクールズにて学んだ。鉄を素材に、従来見られなかった自由な発想により、素材の持つ表現の可能性を広げ、ひいては立体表現の造形世界を拡充するような制作を続けてきた。ヘンリー・ムーアの次世代の英国彫刻界の重鎮と考えられている。また、世界各地でアーティスト対象のワークショップを開催し、作家活動を第一線で続けながらの後進の指導に意欲的で、同時代の彫刻界を知るためには欠かせない、重要な作家となっている。1995年には東京都現代美術館において、日本初の大規模な回顧展が開催されている。

  画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。

キーワード検索




けんさくけっか

キーワード

カロ

キーワードを含む記事
8件見つかりました。

  ルイーズ・アッベマ

  イカロス III

  アンソニー・カロ

  トニー・クラッグ

  アンリ=エドモン・クロス

  ジャスパー・ジョーンズ

  ノラ・エキスナー・フォン・ツムブッシュ

  日本庭園のサラ・ベルナール


<前   次>

徳島県立近代美術館2006