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版画集〈耶蘇十二使徒板画柵(不来方頌、大恩世主十二使徒板画鏡柵)〉2. バルトロマイ 波流戸呂舞の柵



版画集〈耶蘇十二使徒板画柵(不来方頌、大恩世主十二使徒板画鏡柵)〉3. アルバヨの子ヤコブ 或婆夜の子 屋仔舞の柵



版画集〈耶蘇十二使徒板画柵(不来方頌、大恩世主十二使徒板画鏡柵)〉4. ヨハネ 世跳の柵



版画集〈耶蘇十二使徒板画柵(不来方頌、大恩世主十二使徒板画鏡柵)〉5. ペテロ 遍天呂の柵



版画集〈耶蘇十二使徒板画柵(不来方頌、大恩世主十二使徒板画鏡柵)〉6. アンデレ 案出禮の柵



版画集〈耶蘇十二使徒板画柵(不来方頌、大恩世主十二使徒板画鏡柵)〉7. トマス 登増の柵



版画集〈耶蘇十二使徒板画柵(不来方頌、大恩世主十二使徒板画鏡柵)〉8. マタイ 馬鯛の柵



版画集〈耶蘇十二使徒板画柵(不来方頌、大恩世主十二使徒板画鏡柵)〉9. マフテヤ 摩手也の柵



版画集〈11人のポップ・アーチストII〉4. 夢想



版画集〈11人のポップ・アーチストII〉11. タバコ・ローズ



版画集〈壁〉パラシュートのある壁(表紙)



版画集〈壁〉壁と人間 扉



版画集〈壁〉1. 絵解きの壁



版画集〈壁〉2. 鳥のいる壁



版画集〈壁〉3. 壁のなかで動けなくなった人間



版画集〈壁〉4. 壁のあいだを通り抜けている



版画集〈壁〉5. 壁の前のダンス



版画集〈壁〉6. 口ひげを生やした人のいる壁



版画集〈壁〉7. 人間と壁



版画集〈壁〉8. 壁の前で用を足す人たち


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<めたもるふぉーず> 3にんのおとこのあたま

<メタモルフォーズ> 三人の男の頭

作家名:パブロ・ピカソ
制作年:1931年
技 法:エッチング 紙
古代ローマの詩人オウィディウスが、「変身」という主題でギリシャ・ローマ神話を集大成した傑作『変身物語』に寄せた30点の銅版画による挿絵本。ピカソ新古典主義時代の代表的な版画集である。ピカソは油彩画では、1925年頃から人体が激しく歪形(デフォルメ)し痙攣しながら変容するような人体をえがき、作風が大きく展開していた。しかし、この<メタモルフォーズ>では、ピカソはいまだに、油彩画において10年前に使っていた古典的な手法を維持した。キュビスムによって獲得した複数の視点の導入が見られる<頭>(出品番号06-05)のような例外はあるものの、全体として銅版画の技法に精通した端正でやわらかい線により、優雅でおおらかな画面が展開されている。キュビスム時代の挿絵では、場面の説明的な要素は乏しかったのだが、ここではピカソは場面に即して描いている。しかし変身がテーマであるにもかかわらず、ピカソは登場人物が本当に何か別のものに変化する場面は描いていない。神々の王、全能の神、ジュピター(ゼウス)とセレメの道ならぬ悲恋の物語には特にひかれたのだろうか、「ジュピターとセメレの愛」(出品番号06-06)では、完成までに5枚の異なった試作を行っている。嫉妬に駆られたジュピターのお后ユノーが、たくらみを巡らして、最後はジュピター自身がセメレを焼き殺すようにしむけるために、セメレの乳母ベロエに変身するというストーリーなのだが、ピカソはこの変身の場面ではなく、ジュピターとセメレの愛の時間を場面に選んでいる。ピカソにはロシア・バレエ団の元ダンサーであった妻オルガがいたが、ちょうどこのころ、若き恋人マリー=テレーズともつきあいがあった。ここにはピカソの私的な生活が反映しているのかもしれない。なお、この兵庫県立美術館が所蔵する<メタモルフォーズ>には、表紙や奥付に三点のデッサンが描かれている。挿絵と共通するのびやかで生き生きした簡潔な線描で男女の顔が描かれており、必見である。(「変貌するひとのすがた ピカソの版画」(コレクション+αで楽しむシリーズ) 2006年)


カテゴリー:作品
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タルとは?【 作家名 】

ネグリチュードの詩人としても知られた文人大統領サンゴールが打ち出した、新生セネガルの発足に際しての文化振興政策の思想は、アフリカの伝統的な精神をベースにして、西欧近代の物質文明を同化してゆこうというものであった。当時、パリから戻ったばかりのパパ・イブラ・タルは、サンゴールの理想の実現に向けて、ダカールの若い美術家たちを指導し、積極的に助言をあたえるなどした。やがて、これら一群の作家たちをエコール・ド・ダカールと呼び称するようになるのだが、彼らは仮面や神像などの伝統的なモチーフをキュビスムの手法を取り入れて、半抽象の様式で描くことに活路を見いだした。1966年、ダカールで開かれた第一回世界黒人芸術祭で、エコール・ド・ダカールは華々しく登場することになる。パパ・イブラ・タルも、この時にイバ・ンジャエによって企画された〈現代美術−傾向と対峙〉展に出品している。ここではエコール・ド・ダカールの第一世代の美術家たちがどのような顔ぶれであったのか、よく知ることができる。(「同時代のアフリカ美術」図録 1996年)

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