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かのう みつお 加納光於
1933年東京府(現東京都)に生まれる。独学で銅版画の制作を始める。1955年銅版画集『植物』を刊行。翌年瀧口修造の理解を得て最初の個展を開催。その後、サンパウロ・ビエンナーレ展、リュブリアナ国際版画ビエンナーレ展、東京国際版画ビエンナーレ展、日本国際美術展、現代日本美術展など内外の展覧会で活躍している。初期は、動植物、鉱物、天文、気象などを描写的要素を残しながら幻想的に描き出したが、1950年代末頃から、版上で腐蝕液と防蝕剤を操り、不思議なイメージを生み出す独自の作風を展開。既成の銅版画技法から逸脱したその手法はインタリオと呼ばれた。続いて、ガスバーナーの炎で金属板に亀裂や凸凹をつけ、それを版とするメタルプリントを制作し、初めて青の色彩が表れる。その後も種々の技法により版画の連作を発表する一方で、本の装丁や造本にも精力的に取り組んだ。1980年代に入ると、色彩への熱中的な関心から、自ら絵具まで調合して独自の手法で描かれる油彩画の連作を発表し、版画とともに注目を集めている。
カテゴリー:作家
リチャード・エステスとは?【 作家名 】 1932年アメリカに生まれる。1952−56年、シカゴ美術研究所で学ぶ。ニューヨーク市およびメイン州在住。エステスはフォトリアリズムの画家として世界的に知られているが、その都市風景は実際には複数の写真の組合せに基づいており、しかもこれに大きく変更が加えられることも多い。マンハッタン風景の数々はよく知られているが、ヨーロッパの都市、たとえばパリ、ヴェニス、バルセロナ、ローマ、ロンドン、フィレンツェなどを描いた大作もある。日本では東京や広島も取り上げている。(「アメリカン・リアリズム」図録 1992年) |
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