ぐるぐるアートワード
データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。
ぐるぐるもくじ


「アレゴリー 新シリーズ」



アレシンスキー



哀れなアン



アングル



アングルのヴァイオリン



アングレームの城壁跡



安斎重男



安全灯油「サクソレーヌ」



安全な死の保管場所



UNTITLED



無題



無題



Untitled(BLACK MAN)



UNTITLED 2



アンダーソン



アンティミスム



アンテス



アンデパンダン展



アントナン・アルトーの肖像



And / or in Profile


<前 (7/186ページ) 次>

●もくじのさくいん

    

    

記事カテゴリ

 すべて

 作家(1701)

 作品(1851)

 美術用語(163)

 その他(1)


とねやま こうじん

利根山光人

1921年茨城県に生まれる。1994年没する。1943年早稲田大学文学部卒業、51年読売アンデパンダン展出品。この頃デモクラート美術家協会に参加。1955年《佐久間ダムに寄す》シリーズを発表。同年開催された「メキシコ美術展」に触発され、以降メキシコやマヤ文明の遺跡を取材する。1959年メキシコ近代美術館で個展開催、サンパウロ・ビエンナーレ展出品。1972年メキシコ政府よりアギラ・コステカ文化勲章を受ける。1981年建築美術吉田五十人賞受賞。メキシコに代表される造形の骨格とエネルギーを体得し、赤裸々な感動を表現する。(「THE HIROSHIMA 広島市現代美術館所蔵作品による」図録 1991年)


カテゴリー:作家
  いまクリックまたは、検索したキーワードの解説

エングレーヴィングとは?【 美術用語 】

版画技法。銅版画は、凹版を製版する技法によって直刻法と酸腐蝕法に大別できるが、これは前者の内の一つで最も単純なもの。銅板にビュラン(断面が正方形か菱形の刃をもつ彫刻刀)で線刻し、そのV字型に彫られた凹部にインキをつめ、プレス機で紙に刷り上げる。ビュランで版材を完全に刻り取ってしまうので、ドライポイントのようなまくれもエッチングのような腐蝕による線のくずれもない、冷たく硬質な線が最大の特徴である。単純な技法ではあるが、抵抗の大きいビュランを自在に操り、髪の毛の数分の一の線からあらゆる太さの線までを彫刻するには相当の熟練を必要とする。「エングレーヴィング」とは正に「彫刻する」意である。15世紀前半には、最初のエングレーヴィング版画が登場している。彫刻に用いる刀の名をとって「ビュラン」と呼ぶことも多いが、その場合は同じくビュランを用いる木口木版もその中に含めて考えることができる。

  画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。

キーワード検索




けんさくけっか

キーワード

エングレーヴィング

キーワードを含む記事
7件見つかりました。

  エングレーヴィング

  ケーテ・コルヴィッツ

  Consequence 3

  銅版画

  ビュラン

  ピーター・ミルトン

  吉田穂高


<前   次>

徳島県立近代美術館2006