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まつたに たけさだ 松谷武判
1937年大阪に生まれる。1957年大阪市立工芸学校日本画科を中退。1960−70年吉原治良に師事、具体美術協会に参加、63年具体美術協会会員となる。1966年毎日美術コンクールで留学賞を得、渡仏。以後パリに在住。1969年スペイン国際版画展、73年世界版画コンクール、74年クラコウ版画ビエンナーレ、84年アントワープ国際版画展などで受賞。人間の行為と物質の出あう、その接点において成立する黒を基調とした作品は凛とした精神のあり拠を指し示すと同時に、宗教的ともいえる深遠な世界を生み出している。(「THE HIROSHIMA 広島市現代美術館所蔵作品による」図録 1991年)
カテゴリー:作家
クレーとは?【 作家名 】 1879年スイスに生まれる。1940年没する。ドイツ、ミュンヘンの美術アカデミーに学び、当時の前衛的なグループ「青騎士」に参加、カンディンスキー等と交流する。初期は神経質でありながらダイナミックな線描で知られ、後に豊かな色彩を用いた作風へと変遷した。キュビスムやシュルレアリスム、抽象などの様々な要素を消化し、線と色彩の効果が十分に発揮された高い精神性を持つ独自の画風を確立。ドイツの近代デザインの学校であるバウハウスで教鞭を執り、理論家として多くの作家に影響を与えるなど、今世紀の巨匠の一人に数えられる。スイスのベルンにクレー財団が設立されている。 |
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