ぐるぐるアートワード
データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。
ぐるぐるもくじ


影シリーズ 海辺の黄色の花と影



影シリーズ 海辺の葉と影



影シリーズ ススキと影



影シリーズ 砂と影



影シリーズ 菜の花と影I



影シリーズ 都わすれと影



影シリーズ れんげと影



影シリーズ れんげと影



影シリーズ 石と影



影シリーズ 右近の葉と影



影シリーズ 海辺の黄色の花と影



影シリーズ ススキと影



影シリーズ 砂と影



影シリーズ 菜の花と影I



影シリーズ 浜辺の葉と影



影シリーズ 都わすれと影



影の自画像



過去も未来もない中心 I



過去も未来もない中心 II



かご


<前 (32/186ページ) 次>

●もくじのさくいん

    

    

記事カテゴリ

 すべて

 作家(1701)

 作品(1851)

 美術用語(163)

 その他(1)


きいろのうわぎをきて

黄色の上着を着て

作家名:アウグスト・マッケ
制作年:1913年
技 法:水彩 紙
ブリュッケ」と並んでドイツ表現主義を担った重要なグループが、「デア・ブラウエ・ライター(青騎手)」である。このグループは、カンディンスキーフランツ・マルクを中心として、1911年に発足した。マッケもその主要メンバーの一人である。 このグループは、内面の表出という方向性を持つ表現主義の主流に位置し、特に、リーダー的存在のカンディンスキーの影響で、精神性と肉的な必然性に応じて絵画は生まれるという理念が基調を成していた。しかし、ブリュッケのメンバーが、おおむね力強さや素朴さなどの共通点を持っていたのに対して、デア・ブラウエ・ライターにおいては、作風上の共通点はあまり見られず、むしろ各人の個性的な表現が際立っていた。 この作品では、さまざまな色面が特には重なり合いながら、散歩する人々の群像を構成している。一つのひとつの色面は、形態を意味するというよりは、むしろ色面そのものであり、それら色面の構成が総じて、事物の形態を生み出している。そして、平面的でありながら、色面の大小や重なりによって立体感さえも漂わせている。 この作品でとりわけ注目するべき点はその色彩である。赤、黄、青という三原色が基本となって、それらを緑がつなぎ、軽やかなリズム感を感じさせる。そして、水彩絵の具特有の透明感が、画面に控えめながらも確固とした輝きをもたらしている。また、全体が、たとえばブリュッケの人々の作品のような荒々しさよりも、洗練されたさわやかさを感じさせる点に、フランス流のキュビスムの影響を見ることができるだろう。 1914年、マッケクレーとともに北アフリカのチュニジアを旅行する。クレーがここで色彩に開眼したのと同様、マッケもその明るい日差しのの下で光輝く色彩に魅せられた。しかし、その経験を生かすことなく、同年、第一次世界大戦に従軍し戦死したのである。


カテゴリー:作品
  いまクリックまたは、検索したキーワードの解説

ジャポニスムとは?【 美術用語 】

19世紀後半から20世紀初頭にかけて、日本の美術工芸品が、西洋の美術、工芸、装飾などの幅広い分野に影響を与えた現象。および西洋の美術家たちが日本美術の特質を創造的に活かしていこうとする態度。19世紀後半、開国を機に西洋との交流が深まり、日本から陶磁器や漆器、各種の調度品、浮世絵などの美術工芸品が、大量に西洋に伝わっていった。また、ヨーロッパ各地で開かれた万国博覧会を通じて日本の文化は欧米の人々の間で関心を呼び、一種の日本ブームが到来する。日本の美術工芸品に見られる独特の色彩や構図、平面性、装飾性、あるいは自然や身の回りの光景から生まれたモチーフは、印象派ナビ派アール・ヌーヴォー などの美術やデザインの分野に多大な影響を与えた。さらにこの日本好みの風潮は、服飾や日常的な生活様式にいたるまで広がった。この現象には、斬新さへの驚きと少なからぬ好奇の目を持って、日本的な図像や雰囲気を取り入れた異国趣味的な側面も強く見られ、ジャポネズリー(日本趣味)と呼ばれることも多い。これは、18世紀の中国ブーム、シノワズリー(中国趣味)を思い起こさせる。しかし、近年では様々な研究がすすみ、日本美術の持つ造形性、技法、主題、モチーフ等の独自性や、日本の生活様式、世界観に深く触発された現象としてジャポニスムと呼ぶことが定着してきている。

  画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。

キーワード検索




けんさくけっか

キーワード

ジャポニスム

キーワードを含む記事
171件見つかりました。

  アカシア



  悪の泉−『エスタンプ・オリジナル』誌第6号より

  朝の散歩

  ルイーズ・アッベマ

  アトリエ前の庭

  ジュール=オーギュスト・アベール=ディス

  「一日の終わり」習作

  アンリ=ガブリエル・イベルス

  ポール・イリブ

  シャルル=ルイ・ウダール

  うちわを背にした女の肖像



  海の惨劇(メールシュトレームに呑まれて)−『ヴォルピーニ連作』より

  裏話

  ルイ・ヴァルタ

  フェリックス・ヴァロットン

  ジャック・ヴィヨン(ガストン・デュシャン)

  アンリ・ジャック・エヴェヌポル

  『エスタンプ・オリジナル』誌第5号の表紙デザイン


<前   次>

徳島県立近代美術館2006