ぐるぐるアートワード
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ぐるぐるもくじ


セザンヌ、救済院の礼拝堂



せせらぎ−版画集『自然の諸相』第12図



世相三題



セック



石鹸の道d)行為の断片”標的”



石鹸「モンサヴォン」(ジャン・カルリュと共作)



石膏のトルソと花



雪舟坐像



雪中孤鹿、雨中曳牛



雪中芭蕉図



雪後



背中を見せた女



せのひくいおれんじはまんなかあたり



蝉丸



セリュジェ



『セルフポートレート』



セルフポートレート



千秋万歳図



センストレム



「宣誓」に着手した時の3つの手の習作


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でぃう゛ぁん じゃぽね

ディヴァン・ジャポネ

作家名:アンリ・ソム(フランソワ・クレマン・ソミエ)
制作年:1890頃
技 法:水彩、グアッシュ
「ディヴァン・ジャポネ(日本の長椅子)」とは、1883年にモンマルトルに開かれたキャバレーの名で、本図はそのキャバレーの宣伝用のポスターの原画であるが、実際にポスター化はされなかった。ディヴァン・ジャポネは200人の観客を収容できるキャバレーであったが、天井は低く、舞台の歌手たちが手を上げられないほどだったようだ。本図にもあるように竹の欄干や赤いカーテンなど、東洋趣味のデザインが施され、ウェイトレスは着物を着ていた。同じカフェを描いたものにロートレックの有名なポスターがあるが、ロートレックの大胆に省略された抽象的な画面に比べ、ソムのポスターは、舞台と観客席の様子を比較的実現的に描いたものであることがわかる。ただ、全景に着物を着た女性を大きく描き、背景と対置させた点は、浮世絵に見られる誇張された遠近法を模倣していると言えるかもしれない。(「世紀末から 西洋の中の日本「ジャポニスム展」図録)


カテゴリー:作品
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シュプレマティズムとは?【 美術用語 】

絶対主義と訳される。ロシアの芸術家マレーヴィッチが、ソビエト革命前後に提唱した抽象絵画の方法と哲学のこと。1915年にモスクワで刊行された「キュビスムからシュプレマティズムへ」が最初の宣言だが、バウハウス叢書の「非対象の世界」が理念の集大成であると言われている。絵画の再現性を否定し、純粋な感性を絶対のものとする非対象絵画を目指した。シュプレマティズム抽象表現は、矩形・円・十字・三角形などの幾何学的要素から独自に画面を構築するタイプの抽象に分類され、自然の外観の分折や破壊によって形態を単純化し抽象的画面をつくり出す方向や、人間の情動を不定形な形態に込めるといったタイプの抽象画とは区別される。ロシアの前衛的美術のみならず、ヨーロッパの構成主義に与えた影響は大きい。

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