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あき 秋
19世紀後半に日本を訪れた西洋人画家は何人かいるが、その中でもレガメーは1873年という早い時期に訪日しており、フランスに帰って日本に関する知識を広めた。美術品収集家のエミール・ギメの日本旅行に同行したのがきっかけであったが、彼が旅行中に描いたスケッチは帰国後『日本散策』として出版された。それらはジャポネズリーの特徴らしく、様式的な日本美術の影響を受けていないが、日本人や風俗をテーマに描いたものだった。本図はおそらく春夏秋冬の4図からなるカレンダーの下絵で、そのうち《春》もジマーリ美術館に所蔵されている。その《春》では日本女性が桜の木の前で掛け軸を掲げているが、本図《秋》では良く似た女性が提灯を掲げて紅葉の前に立っている。浮世絵の美人画の伝統を西洋人画家が解釈した比較的早い例と言えよう。(「世紀末から 西洋の中の日本「ジャポニスム展」図録)
カテゴリー:作品
デルとは?【 作家名 】 1893年、ハナウに生まれる。1912−13年、ワイマールのザクセン大公立工芸学校でヴァン・デ・ヴェルデに学ぶ。1922−25年、バウハウス金属工房の手工マイスターとして指導にあたる。1926−33年、ナチスに解任されるまで、フランクフルトのシュテーデル美術学校で金属工房の主任を務める。1939年、ヴィースバーデンに宝石店を開業。1974年、ヴィースバーデンで死去。(「バウハウス展−ガラスのユートピア」図録 2000年) |
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