ぐるぐるアートワード
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ぐるぐるもくじ


女の胸像(回顧された)



女の館(徳島会場不出品)



オーヴァーストリート



オーギュスト=ガブリエル・ゴドフロワの肖像(独楽をまわす少年)



「オーストリア造形芸術家協会(分離派)−〈ゼツェッシオン〉−年報第1号」



「オーストリアの月々の絵」



「オーストリアのポスター芸術」



「オーストリア・ハンガリー帝国印刷局 1804-1904」



オートゥイュ鉄橋より−『エッフェル塔三十六景』のための習作



オート・ビオグラフィー



オートマティスム



海景−「聖クレア」シリーズより



回顧作品その2−ピンポン・ルーム, 1960−



海藻



階段をおりる裸体 No.2



甲斐庄楠音



海浜遠望



海浜風物図



解剖学



買物帰りの女[ジャン=シメオン・シャルダンの原画による]


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にほんのふうけい

日本の風景

作家名:ファン・グリス
制作年:1906-1910年頃
技 法:インク、クレヨン、グアッシュ
スペイン時代からパリに移ってしばらくの間、グリスはもっぱら諷刺画家として活躍していた。キュビスム時代の友人たちの多くが語っているように、彼は陽気な性格に諷刺的なブラック・ユーモアを併せ持った個性的な人物であったらしい。この作品がどの雑誌に掲載されたのかは知られていないが、白で線の訂正がされていることからみても、実際に挿絵として使われた可能性が高い。西洋では近代以降、「切腹」が「ハラキリ」として、日本人の野蛮なイメージや侍の道徳の不可解さを強調するのに、度々取り上げられたが、この素描はそれをさらに劇的に誇張して表現している。侍であるはずの男が西洋の正装をしているのはおかしいが、何か特別な意味が込められていたのかも知れない。(「世紀末から 西洋の中の日本「ジャポニスム展」図録)


カテゴリー:作品
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ファン・グリスとは?【 作家名 】

1887年スペインのマドリードに生まれる。1906年パリに移り、ピカソブラックを知る。12年より分析的キュビスムの傾向で制作を始め、紙などをはりつけるパピエ・コレも手掛ける。彼の作品は綿密な構図の計算から出発したものであるが、独特の叙情性がその芸術性を高めている。1922年からはロシア・バレー団の舞台美術を手掛ける。

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