![]() |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
かも 鴨
シャデルはジャポニストの第二世代のアーティストたちの中でも傑出した存在で、日本の木版画の技術を綿密に研究し、非常に高度な多色摺り木版技術を獲得した。素描の才能にも恵まれ、プロスペル=アンフォンス・イサックから墨絵の手法を学んでからは、東洋の絵師の作品であると見まがうほどの、動きのある素早い筆遣いで小動物を主に描いた。この鴨を中心とした水彩画も、日本の掛け軸、または絵巻物にヒントを得ていると思われるが、背景の岩や花などの描写でも、日本の省略された様式を見事に再現している。(「世紀末から 西洋の中の日本「ジャポニスム展」図録)
カテゴリー:作品
フェアフィールド・ポーターとは?【 作家名 】 1907年アメリカに生まれる。1928年、ハーヴァード大学卒業。ニューヨークのアート・ステューデンツ・リーグ、パーソンズ・スクール・オブ・デザインなどに学ぶ。ポーターは現代アメリカ絵画において希有な影響力をもつ画家=批評家だった。彼はデ・クーニングについて書いた最初の画家であり、デ・クーニングの作品をごく初期から集めたコレクターの一人でもあった。ポーターの、じかに対象を見ながら描いた静物画、室内画、肖像画、風景画はアメリカン・リアリズムの重要作品に数えられる。彼のロング・アイランドの自宅は当時の画家や詩人、知識人のたまり場だった。彼の評論集『フェアフィールド・ポーター−内側からみた美術』は現代の芸術と具象絵画について書かれた本として重要な一冊である。(「アメリカン・リアリズム」図録 1992年) |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||