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なみのしゅうさく

波の習作

作家名:アンリ・リヴィエール
制作年:1893年
技 法:水彩
一瞬のうちにしぶきをあげ、砕けてしまう波は形として捉えることが難しく、西洋美術では伝統的に描かれることが少なかった。北斎の『富嶽三十六景』の中の《神奈川沖裏》に代表される、抽象化されて尚且つ動きを伝える波の表現は、西洋の画家たちを驚嘆させ、西洋絵画の抽象化への強い示唆となった。リヴィエールはとりわけ水のある風景を好み、穏やかな川の流れや、岩に砕け散る波などを、数多く描いているが、この作品は同年の石版画の傑作《波》を制作する際の波の習作の一つであると考えられる。波を上から近接して捉えた視点、岩の一部だけを取り入れ、あとは画面の端で切りとってしまう構図などに日本美術の顕著な影響が見られる。(「世紀末から 西洋の中の日本「ジャポニスム展」図録)


カテゴリー:作品
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ロートとは?【 作家名 】

はじめ彫刻を学ぶが、パリにでてキュビスム運動に参加する。ピカソらの破壊的なキュビスムにたいし、古典技法も取り入れてリズム感のある穏健なキュビスムを展開した。キュビスムの嵐が去った後もそれを継続した。教育者、評論家としても活躍する。当時、日本の二科会の在外会員でもあり、大正末期から昭和初期に、パリに渡った作家たちも含め日本の作家が、彼から学んだ点も多いと言われる。

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