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「ライバッハ(リュブリャナ)のために」



ライヒレ



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ライング



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ラウシェンバーグ



ラウルドゥケイザー



ラヴォ



羅漢 一



楽此幽居図



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裸体像の習作



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ラパン・アジル



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ふうけい

風景

作家名:ジュール・シャデル
制作年:1920年
技 法:グアッシュ
シャデル晩年のこの作品は、様式的に見て19世紀末のポン=タヴェン派やナビ派に近い。平面的で装飾的な模様へと抽象化された山や丘はゴーガンのブルターニュ風景を思わせ、炎のように立ち上がる木々はゴッホの糸杉を思わせる。それと同時に、画面全体を覆う黒の輪郭線は、シャデルが長年専門としてきた木版画から示唆を得たものであるかもしれない。極端に横長の形式や金色の使用、全体の渋い色調は、日本の屏風絵などの装飾美術の影響を強く示している。(「世紀末から 西洋の中の日本「ジャポニスム展」図録)


カテゴリー:作品
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シャデルとは?【 作家名 】

クレルモン=フェランに生まれ、国立装飾美術学校で学んだ後、日本美術のコレクターとして知られたシャルル・ジロの版画工房で働いた。シャデルはガブリエル・アンスレ、アンリ・リヴィエール、ピエール・ロシェ、そしておそらく、シャルル・ジロなどと共に「日本美術友の会」を結成し、1895年から1914年まで毎月定期的な会合を開いた。シャデルは浮世絵を模した多色刷木版画で最もよく知られている。また、「日本美術友の会」のメニューや招待状もデザインしている。(P.F.)(「世紀末から 西洋の中の日本「ジャポニスム展」図録)

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