ぐるぐるアートワード
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ぐるぐるもくじ


アララットの船あるいは空の蜜



有元利夫



有山白崖



ある音楽家のための楽譜(徳島会場不出品)



ある種の関係



アルジェのユダヤ人(タンジールのユダヤ人花嫁)



アルジャントゥイユからサノワへの道



ある彫刻家の顔



アルテンシュタイン



アルテンベルク



アルデイア通り



アルトゥール・レスラーの肖像



〈アルトーは兵士たちの前で語る〉



アルハンブラ−ヌイイの祭り



〈ある場面の再現〉



アルバース



Alphabet Skin



アルプ



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 作家(1701)

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しゅうかくするふたりのおんな

収穫する二人の女


作家名:カミーユ・ピサロ
制作年:1890年
技 法:グアッシュ
1893年の「広重と歌麿」展を見た際、ピサロは「モネロダンと私はこの展覧会にすっかり感激している。私は自分の描いた雪や水の効果に満足している。というのも、これら日本の芸術家によって、我々の視覚上の信念が再確認されるからだ」と息子への手紙に記した。ピサロの作品全般において日本美術の影響はそれほど顕著でないが、彼の浮世絵との出会いはドガ等を通して早くから始まっており、高い視点の設定や人物に焦点を当てて、周辺を省略するなどの手法は70年代から見られる。この作品でも1895年の木版画集『野良仕事』に見られるような、縦長の形式や高い水平線、人物を画面の端で切り取るなどの、浮世絵に共通した特徴が認められる。(「世紀末から 西洋の中の日本「ジャポニスム展」図録)


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けんさくけっか

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徳島県立近代美術館2006