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影シリーズ 海辺の黄色の花と影



影シリーズ 海辺の葉と影



影シリーズ ススキと影



影シリーズ 砂と影



影シリーズ 菜の花と影I



影シリーズ 都わすれと影



影シリーズ れんげと影



影シリーズ れんげと影



影シリーズ 石と影



影シリーズ 右近の葉と影



影シリーズ 海辺の黄色の花と影



影シリーズ ススキと影



影シリーズ 砂と影



影シリーズ 菜の花と影I



影シリーズ 浜辺の葉と影



影シリーズ 都わすれと影



影の自画像



過去も未来もない中心 I



過去も未来もない中心 II



かご


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 作家(1701)

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いちにちのおわり しゅうさく

「一日の終わり」習作

作家名:ポール・セリュジェ
制作年:
技 法:クレヨン、インク
1888年にブルターニュ地方のポン=タヴェンでゴーガンと知り合ったセリュジェは彼の平面的かつ抽象的な絵画の様式に共鳴し、パリに戻ってから友人のドニボナールと共にナビ派を結成した。彼らは絵画が究極的には色彩と形態からなる平面にすぎないことを提唱し、その概念を実践することでモダニズムへの足掛かりを作った。この作品はセリュジェの作品の中でも比較的に再現的要素が強いが、田園風景は影や奥行きをなくして、平面的形態へと還元されている。この作品は同年の『エスタンプ・オリジナル』誌第2号に含まれた石版画作品のための習作である。(「世紀末から 西洋の中の日本「ジャポニスム展」図録)


カテゴリー:作品
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アクアチントとは?【 美術用語 】

版画技法。銅版画は、凹版を製版する技法によって直刻法と酸腐蝕法に大別できるが、これは後者の内の一つ。まず銅板に粉末状のグラウンド(防蝕剤)を粗くまき熱して付着させ、その上に液状のグラウンドで描画する。これを酸腐蝕させると、描画部は残り、その背景には網目状の防蝕層を通過した酸によって徴細な点が刻まれる。グラウンドを除去し凹部にインキをつめプレス機で紙に刷り上げると、描画部は白く、背景には砂目状の徴妙な黒点が表われる。普通白く残したい部分から順に描画を重ね腐蝕を繰り返すので、描かれなかった部分はその度に腐蝕が進み、それを印刷すれば、砂目状の黒い調子が段階的に深まっていくことになる。アクアチントの語源は「水」であり、水彩画のように微妙な濃淡を表現できるという特徴を示している。17世紀前半にオランダで発明されたとされており、18世紀にフランス人ル・プランスによって確立された。同じ腐蝕凹版であるエッチングと併用されることも多い。

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  アクアチント



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徳島県立近代美術館2006