ぐるぐるアートワード
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ぐるぐるもくじ


女の胸像(回顧された)



女の館(徳島会場不出品)



オーヴァーストリート



オーギュスト=ガブリエル・ゴドフロワの肖像(独楽をまわす少年)



「オーストリア造形芸術家協会(分離派)−〈ゼツェッシオン〉−年報第1号」



「オーストリアの月々の絵」



「オーストリアのポスター芸術」



「オーストリア・ハンガリー帝国印刷局 1804-1904」



オートゥイュ鉄橋より−『エッフェル塔三十六景』のための習作



オート・ビオグラフィー



オートマティスム



海景−「聖クレア」シリーズより



回顧作品その2−ピンポン・ルーム, 1960−



海藻



階段をおりる裸体 No.2



甲斐庄楠音



海浜遠望



海浜風物図



解剖学



買物帰りの女[ジャン=シメオン・シャルダンの原画による]


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●もくじのさくいん

    

    

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いちにちのおわり しゅうさく

「一日の終わり」習作

作家名:ポール・セリュジェ
制作年:
技 法:クレヨン、インク
1888年にブルターニュ地方のポン=タヴェンでゴーガンと知り合ったセリュジェは彼の平面的かつ抽象的な絵画の様式に共鳴し、パリに戻ってから友人のドニボナールと共にナビ派を結成した。彼らは絵画が究極的には色彩と形態からなる平面にすぎないことを提唱し、その概念を実践することでモダニズムへの足掛かりを作った。この作品はセリュジェの作品の中でも比較的に再現的要素が強いが、田園風景は影や奥行きをなくして、平面的形態へと還元されている。この作品は同年の『エスタンプ・オリジナル』誌第2号に含まれた石版画作品のための習作である。(「世紀末から 西洋の中の日本「ジャポニスム展」図録)


カテゴリー:作品
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ドラートルとは?【 作家名 】

版画家で出版業者の父、オーギュスト・ドラートルの息子として生まれた彼は、当時の最も優れたグラフィック・アーティストたちの仕事ぶりを見ながら、家業をおぼえていった。彼は自分が住み、仕事をしていたモンマルトルという場所の土地柄と活気を好み、版画の制作に活かしている。1890年頃、日本の多色刷版画に刺激されて、多色刷エッチングを試みはじめた。ドラートルはとりわけマクシム・モーフラリヒャルト・ランフトスタンランらにエッチングを教え、19世紀末に数多くのオリジナル版画を印刷した。1896年、S・ビングのギャラリー「アール・ヌーヴォー」に13点の版画を出品したが、おそらく彼の日本美術コレクションはビングを通じて作り上げられたものと思われる。1899年、多色刷版画協会の一員となり、その年次展に出品された版画の多くを印刷した。(P.F.)(「世紀末から 西洋の中の日本「ジャポニスム展」図録)

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けんさくけっか

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ドラートル

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  カフェ・コンセールにて

  コンポートのある静物

  マリー・ゴーティエ(マリー・アントニー)

  扇面画

  ウジェーヌ・ドラートル

  版画集〈エルサレムの攻略〉2.頭蓋骨のある静物

  ジェイムズ・アポット・マクニール・ホイッスラー

  ジャン=フランソワ・ミレー

  リヒャルト・ランフト


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徳島県立近代美術館2006