ぐるぐるアートワード
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ぐるぐるもくじ


岩上松書画



キア



喜井黄羊



黄色の上着を着て



黄色の窓のある街のコンポジション



キオス島の虐殺[ウジェーヌ・ドラクロワの原画による]



機械の馬



喜歌劇「パリのクローディーヌ」ブッフ=パリジアン劇場



キキ・ド・モンパルナスのマスク



菊絵鉄斎画蓮月賛



菊花彩雛図



菊池一雄



菊池契月



菊池芳文



菊池容斎



菊畑茂久馬



木こり



岸竹堂



岸田劉生



妓女図


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かわしま たけし

川島猛

1930年香川県に生まれる。香川県立工芸高校を卒業した後上京し、武蔵野美術専門学校油絵科で学ぶ。1956年第10回新樹会展、翌57年第10回日本アンデパンダン展に出品するが、58年から62年まで読売アンデパンダン展と個展で作品を発表。1963年渡米しニューヨークに定住すると、格子状に仕切られた正方形の中に増殖するアメーバーのような形態を封じ込めた作風で注目され、翌年のクライスラー美術館での「新しい目」展や65年ニューヨーク近代美術館での「現代日本絵画彫刻」展に出品。1967年にはニューヨークのワーデル画廊で個展を開催するとともに、ニューヨーク近代美術館の「1960年代の選抜コレクション」展に出品し評価を高めた。この時期以降は、アメーバーのような形態が格子から出た流動的な組み合わせによる作品を制作。近年は、木やアルミニウムを使って、キャンバスの上に集合的で錯綜するイメージを構成するなど新しい表現を探求している。(「東四国阿波讃岐風景画展」図録 1993年)


カテゴリー:作家
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抽象とは?【 美術用語 】

語源はラテン語のアブストラヘレ。対象の構成要素のうち、或るものを他から切り離して、ひき出すこと。絵画や彫刻においても、対象の本質的要素を選び出して描写する点において、多かれ少なかれ抽象の作用が含まれるが、美術上この概念が特別な意義を持つようになったのは、1908年にヴォーリンガーが「抽象と感情移入」において、芸術の根本衝動のひとつとして抽象衝動をあげ、これによって原始民族や東方の諸民族の非抽写的な美術を正当に評価しようとしたことと、1910年にカンディンスキーが、初めて対象的事物を描かない絵画を発表し、1912年には「芸術における精神的なもの」において絵画への道のひとつの極として純粋抽象を論じたことに始まる。これ以降、外的対象的世界を描写しない作品が次々と現われ、非具象(ノン・フィギュラティフ)、絶対、非対象、非再現などと呼ばれたが、最も一般的な呼称として抽象が普及した。また、抽象の出現により、それに対抗して再現的な表現を総括するために具象の概念が使われるようになった。

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