ぐるぐるアートワード
データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。
ぐるぐるもくじ


ベビー・ベッドの子供たち



ベ町のプロテスタント教会



ベラ



ベル



ベルガー



ベルクナー



ベルジョンヌ



ベルツィッヒ



ベルツィッヒ



ベルティエ



ベルトイア



ベルトルト



ベルトン



ベルナツィク



ベルメール



ベルリオーズの家



ベンチに座るサングラスの女



ベーコン



ベーデル



「ベートーベンの家」


<前 (143/186ページ) 次>

●もくじのさくいん

    

    

記事カテゴリ

 すべて

 作家(1701)

 作品(1851)

 美術用語(163)

 その他(1)


おぐら そうじろう

小倉惣次郎

1845年、千葉県君津郡(木更津市)に宮大工の子として生まれる。幼い頃より彫り物を好み、1868年には小田原にて宮彫師の修業に入る。宮彫師の修行に励みながらも、工部美術学校で学びたいという気持ちが強く、校外生として特別にラグーザから塑造や大理石彫刻の技法を学ぶ。その後、旧水戸藩徳川家に彫刻家として仕える。日清、日露の両戦争によって銅像がさかんに造られるようになり、その原型の作家の第一人者となって、活躍する。しかし、その後所在不明となった原型がほとんどで、1901年に制作された早稲田大学所蔵「大隈重信像」をはじめとして、「伊藤博文公銅像」「明治天皇胸像」がようやくその原型を知られているにすぎない。門下生として新海竹太郎北村四海がいる。(「日本近代彫刻の一世紀 写実表現から立体造形へ」図録 1991年)


カテゴリー:作家
  いまクリックまたは、検索したキーワードの解説

ベラとは?【 作家名 】

ザイール南部にあるシャバ州の中心都市であるルブンバシ(旧エリザベトビル)は、銅やコバルトの産地として世界的に知られている。第二次世界大戦中にブラザビル(現コンゴの首都)で、軍務として現地の美術の保護に携わっていたブルターニュ出身のフランス人画家ピエール・ロマン=デフォッセが、チャド出身の従兵ベラを連れて、この地に入ったのは戦争末期のことであった。アフリカ人の芸術を保護、奨励することに深い関心を寄せていた彼は1944年、現地の人々を相手にしたアトリエ〈ル・アンガー〉を開設する。その最初のメンバーのひとりがベラであった。〈ル・アンガー〉では、デフォッセはただキャンバスと絵の具、それに場所だけを提供して、主題も構図も一切教えずに、もちろん西洋美術の画集に手を触れさせることもなく、もっぱら現地の人たちの自発性に委ねたといわれている。指先を使うベラの点描画法などは、実に個性的な手法であった。(「同時代のアフリカ美術」図録 1996年)

  画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。

キーワード検索




けんさくけっか

キーワード

ベラ

キーワードを含む記事
19件見つかりました。

  内田智也

  北川民次

  CANBERRA #2

  木口木版

  ダビド・アルファロ・シケイロス

  アルトゥール・シュニッツラー

  書斎のドンキホーテ

  ルフィーノ・タマヨ

  レベラント・ハーマン・ヘイズ

  バロック

  ヘルマン・バール

  ピリピリ

  ベラ

  フェルナンド・ボテロ

  マルト・ベラールの肖像

  アルフォンス・マリー・ミュシャ

  山下新太郎

  ディエゴ・リベラ

  リシュアン・ルフェーヴル


<前   次>

徳島県立近代美術館2006