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大きな木



大久保英治



大倉鶴彦翁夫妻肖像



大栗旌きん



大阪城



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大沢昌助



大下藤次郎



大島哲以



大島成己



太田三郎



太田三郎



大智勝観



大束昌可



大塔宮之図



大西荘観



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大野俊明



大野俶嵩


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おふぃーりあ

オフィーリア

作家名:ゲルハルト・リヒター
制作年:1998年
技 法:チバクローム
この菱形の画像は、何かを描いた絵画を複製したものではなく、液状の塗料を写真撮影したものである。その波だった表面からは、軽やかで流動的な文様が生み出されている。偶然に成立した映像から、リヒターは一つのコンポジションを生み出すための形態の探求を続けていた。タイトルは、《ギルデンスターン》と同じく、シェークスピアの「ハムレット」に登場する人物の名から採られており、演劇的な情念がうまく加味されている。


カテゴリー:作品
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グワッシュとは?【 美術用語 】

不透明な水彩絵具、またはこれを用いた技法、絵画。現代のグワッシュ絵具は、水溶性のアラビアゴムを媒材として顔料と混ぜたものだが、古代エジプトなどでは、顔料をトラガカント・ガムか蜂蜜で練り合わせてつくり出していた。いずれの媒材でも不透明な効果を与えるための増量材を含んでおり、地塗りの色彩を覆うことができる。透明水彩の場合には、ハイライトや明るい色は、紙の白地を利用してつくるが、グワッシュでは白色絵具を混ぜてつくる。またそのため、白色の地塗りによる透明感に欠けるが、乾くとぬれた時よりも明るい色調となり、艶のないしっとりした効果を生む。西洋中世には、彩飾写本によく使われ、16世紀〜18世紀の細密画では、透明水彩とグワッシュを併用して使った。デューラーの水彩による風景画や花や動物の習作もほとんどグワッシュによって描かれている。18世紀のフランス,スイス,イタリアの水彩画家たちは、パステル調の発色をもつ表現を開発。20世紀に入ると、ポスターやイラストレーションなど幅広い分野で用いられている。

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