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おふぃーりあ オフィーリア
この菱形の画像は、何かを描いた絵画を複製したものではなく、液状の塗料を写真撮影したものである。その波だった表面からは、軽やかで流動的な文様が生み出されている。偶然に成立した映像から、リヒターは一つのコンポジションを生み出すための形態の探求を続けていた。タイトルは、《ギルデンスターン》と同じく、シェークスピアの「ハムレット」に登場する人物の名から採られており、演劇的な情念がうまく加味されている。
カテゴリー:作品
モーリス・ドニとは?【 作家名 】 フランス、グランヴィルに生まれる。パリに出てアカデミー・ジュリアンに学び、ボナール、ヴュイヤール、ランソン、セルジェらと交友する。ポンタヴェンでゴーギャンの影響を受けて結成された、ナビ派の第1回展(1891年)に参加する。セザンヌへの傾倒も強く、作品テーマに「セザンヌ礼讃」(1900年)や「セザンヌ訪問」(1906年)がある。イタリア、ドイツ、スペイン、モスクワ、アルジェリア、アメリカ、カナダと旅行し、特にイタリアでは信仰と美の合致を見出す。宗教画や装飾画も手がける。1920年には国立美術協会宗教芸術部の副部長となる。装飾的、象徴的画面構成に特色がある。また美術理論家としても重要である。(「パリ・日本・メキシコ 埼玉県立近代美術館所蔵作品による」図録 1992年) |
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