ぐるぐるアートワード
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ぐるぐるもくじ


グール



渓居清適図



渓山(千巌競秀叡)



渓山招隠図



形而上絵画



渓村雪霽図



「警報箱」 シュルレアリスム国際展(EROS展) ダニエル・コルディエ画廊



警報ポスト:1959-60年国際シュルレアリスム展カタログ



渓流(箱根底倉)



計量トレイ



毛皮のコートを着た男の肖像



芥子



化粧



ケスター



〈欠落した現在のための紫の十字架〉



ケネスグレインジペンタグラムデザイン



ケルコヴィウス



ケンドリック



ケンプハルテンカンプ



剣持勇


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げいじゅつのにほんし No.25 ひょうし

『芸術の日本』誌(No.25)表紙

作家名:作者不詳(ジャポニスム展)
制作年:1890年
技 法:フォトメカニカル・プリント
サミュエル・ビングは19世紀後半のヨーロッパにおいて有数の日本美術収集家であり、美術商でもあった。アカデミズムで行き詰まったヨーロッパ美術の復興に日本美術が鍵となると信じた彼は、その熱意を日本美術の展覧会や『芸術の日本』誌の刊行に注いだ。第1号の序文からはビングの確信と熱意が伝わってくる。「日本の芸術は、あさはかで熱狂的な気まぐれとは関係なく、今後わが国の芸術と永遠に結び付いていくだろう。それは、一滴の血として我々の血と混じり、どのような力ももはやこれを取り除くことはできないだろう」。全部で36号刊行されたこの月刊誌には、日本美術の専門家の論文や浮世絵などから抜粋した挿絵が多く掲載され、全カラーのジロッタージュ・プリントで刷られた日本美術の複製が10枚も付録として含まれていた。英語とドイツ語でも出版され、西洋における日本美術の知識の普及に大きな役割を果たした。(「世紀末から 西洋の中の日本「ジャポニスム展」図録)


カテゴリー:作品
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アンデパンダン展とは?【 美術用語 】

1884年の春、スーラ、シニャックルドン、ギヨーマンなどを含むフランスの反アカデミズムの画家やサロン落選画家たちが独立芸術家集団を組織、同年夏に改組し独立芸術家協会(Societes des Artistes Independants)を結成し、年末に第1回展を開催。その目的は、所定の会費を払えば誰でも出品できる鑑査機構なしの展覧会を組織することにあった。アンリ・ルソー、ゴッホロートレック、セザンヌマティス等もしばしば出品するなど、印象派より若い世代の画家の多くがこの展覧会と関連し、20世紀の初めまで重要な美術動向の舞台となった。我が国においても、第2次大戦前に童心芸術社と二科展主催のものがあったが、1946年に日本美術会が設立され、民主的立場に立った日本アンデパンダン展を開催。これとは別に1949年、読売新聞社主催で同名の展覧会が開始され、しばらくは並例して進んだが読売アンデパンダンと改め、63年ダダ化が進むなかで中止に至る。

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