ぐるぐるアートワード
データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。
ぐるぐるもくじ


川崎春彦



川島猛



川島甚兵衛



河野太郎



川端玉章



川端健生



川端龍子



川人勝延



川辺御楯



川辺の風景



川村曼舟



閑江漁隠図



寒江萬里図



韓信張良物語之図



閑庭



カンディンスキー



神原泰



カンパ=アシャニンカ幅広の背負い紐



カンペンドング



カート


<前 (38/186ページ) 次>

●もくじのさくいん

    

    

記事カテゴリ

 すべて

 作家(1701)

 作品(1851)

 美術用語(163)

 その他(1)


きたむらせいぼう

北村西望

1884年長崎県に生まれる。京都市立美術工芸学校彫刻家に学ぶ。当時の同級に建畠大夢がいた。1907年同校を首席で卒業した北村は、建畠とともに東京美術学校彫刻科塑造部に再入学して白井雨山に師事した。当時より、北村の持ち味は勇壮な男性像に活かされて、繊細な感情表現を女性像に託することを得意とした建畠とは好対照であった。1915年第9回文展で「怒涛」が二等賞を受賞。1916年第10回文展で「晩鐘」が特選。1947年に日本芸術院会員となる。1955年、郷里の長崎市からの依頼で、高さ9メートルの大作「平和祈念像」を完成させた。1958年文化勲章を受章。1987年死去。本県で展覧された「将軍の孫」は、長男をモデルに制作した、彼の作風とは幾分趣の異なる愛らしい作品である。(「日本近代彫刻の一世紀 写実表現から立体造形へ」図録 1991年)


カテゴリー:作家
  いまクリックまたは、検索したキーワードの解説

ラウシェンバーグとは?【 作家名 】

1925年アメリカに生まれる。2008年没する。1942年テキサス大学に入学するが半年で退学。海軍にいた1943年から45年の間に美術に目覚める。1947年にパリのアカデミー・ジュリアンで学び、48年にはカリフォルニアで、ジョセフ・アルバースに師事する。白いペンキを画面一杯に塗っただけのホワイトペインティングを制作、続いてブラックでも試みる。1951年に、作曲家ジョン・ケージ、舞踊家マース・カニンガムに出会い、ハプニングを行う。1954年にはジャスパー・ジョーンズと出会う。1955年から59年には山羊の剥製を中心にタイヤや板切れで構成したコンバイン・オブジェ〈モノグラム〉を制作。1960年代には写真を転写した版画を制作する。1983年よりROCI(ラウシェンバーグ海外文化交流)と題するプロジェクトが各地を巡回する。抽象表現主義の自我に攻撃を仕掛け、(彼はデ・クーニングの素描を消しゴムで消したことがある)日用品のコンバインを通してポップ・アートへの道を開き、ネオ・ダダの重要人物として高い評価を受けている。

  画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。

キーワード検索




けんさくけっか

キーワード

ラウシェンバーグ

キーワードを含む記事
8件見つかりました。

  篠原有司男

  ジャスパー・ジョーンズ

  ネオ・ダダ

  ポップ・アート

  ミニマル・アート

  ロバート・ラウシェンバーグ

  ランドマーク

  ジェイムズ・ローゼンクイスト


<前   次>

徳島県立近代美術館2006