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かご![]() 籠 ![]()
ヨーゼフ・ホフマン(1870-1956)は、19世紀末から今世紀にかけてウィーンで活躍した建築家です。1897年に画家クリムト、装飾家モーザーらとともに「ウィーン・ゼツエッシオン(分離派)」の運動に参加し、建築やデザインの領域で主導的な役割を果たしました。1903年ホフマンは彼のデザインと理想を具体化するため、友人のモーザーと、パトロンのヴェルンドルファーの3人でウィーン工房を設立します。様々な工芸分野の職人集団をかかえた工房では、ホフマンやモーザーのデザインしたものが制作されました。彼らの活動は、建築からインテリア、生活小物にいたるまで統一的なデザインの調和を目指すもので、そのシンプルにして優雅な作風は、後のモダン・デザインの展開を先取りするものでした。
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カテゴリー:作品
![]() ![]() ![]() ドライポイントとは?【 美術用語 】 ![]() 版画技法。銅版画は、凹版を製版する技法によって直刻法と酸腐蝕法に大別できるが、これは前者の内の一つ。銅板にニードル等の針状または刀状のもので描画し、その刻まれた凹部にインキをつめ、プレス機で紙に刷り上げる。「ドライ(乾いた)」とは酸を用いないこと、「ポイント(点)」とは尖端をもつ道具で線刻することを示している。単純な技法ではあるが、自由に線刻するには相当の熟練が必要である。この技法の特徴は、ニードルで押しのけられた版材がささくれ立って刻線に沿ってまくれ上がり、このまくれ(バール)に絡まったインキが、にじんで柔らかな線を表わすこと、また刻線の深浅(バールの高低)によってにじみの表情を調整できることである。その反面プレスする度にバールがつぶされていくので多く刷れない。15世紀後半にはドライポイント版画の最初のものが登場している。既に製版された上からも直接彫り刻めるのでエッチング等と併用されることも少くない。 ![]() ![]() ![]() |
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