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せんたーぴーす

センターピース

作家名:ヨーゼフ・ホフマン
制作年:1905年
技 法:銀
ヨーゼフ・ホフマン(1870-1956)は、19世紀末から今世紀にかけてウィーンで活躍した建築家です。1897年に画家クリムト、装飾家モーザーらとともに「ウィーン・ゼツエッシオン(分離派)」の運動に参加し、建築やデザインの領域で主導的な役割を果たしました。1903年ホフマンは彼のデザインと理想を具体化するため、友人のモーザーと、パトロンのヴェルンドルファーの3人でウィーン工房を設立します。様々な工芸分野の職人集団をかかえた工房では、ホフマンモーザーのデザインしたものが制作されました。彼らの活動は、建築からインテリア、生活小物にいたるまで統一的なデザインの調和を目指すもので、そのシンプルにして優雅な作風は、後のモダン・デザインの展開を先取りするものでした。


カテゴリー:作品
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分離派とは?【 美術用語 】

ラテン語の動詞SECEDO(分離する)を語源としたヅェツェッシォーン。「分離派」と訳されている。19世紀末以降、ドイツ・オーストリアの各地では、既存の保守的・閉鎖的な芸術家協会等の機構のなかでは自由に発表活動ができない、発表の場が与えられていないと考えた、進歩的な芸術家たちが、官営事業化している展覧会とは別に、彼ら自身の協会や展覧会組織を持とうとし、相次いで新しく芸術家集団を結成した。「ヅェツェッシォーン(分離派)」とは、こうして結成されたグループにつけられた名称である。最初の創設は、1892年にシュトゥック、トリュブナーらを指導者としたミュンヘン分離派である。1897年には、クリムトを会長とするウィーン分離派が、1898年に、リーバーマンの指導のもとにベルリン分離派が成立した。ベルリン分離派は、「ブリュッケ」のメンバーを含む表現主義作家の出品拒否が原因で、1910年に再び分裂、新分離派が結成され、その最盛期をむかえた。分離派には特定の様式・理念はないが、建築・デザイン史からは、近代運動のひとつとみなされることもある。

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けんさくけっか

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分離派

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  第15回ウィーン分離派展ポスター

  「第15回ウィーン分離派展カタログ」

  「第17回ウィーン分離派展カタログ」

  「第18回分離派展カタログ」/(グスタフ・クリムト)

  第2回ウィーン分離派展ポスター

  「第20回ウィーン分離派展カタログ」

  「第31回ウィーン分離派展カタログ」/(現代ロシア美術)

  第5回ウィーン分離派展ポスター

  「第5回ウィーン分離派展カタログ」

  第6回ウィーン分離派展ポスター

  「第6回ウィーン分離派展カタログ」

  第7回ウィーン分離派展ポスター

  「第7回ウィーン分離派展カタログ」

  第8回ウィーン分離派展ポスター

  「第8回ウィーン分離派展カタログ」

  第9回ウィーン分離派展ポスター

  「第99回分離派展カタログ」/(クリムト記念展)

  カール・オットー・チェシュカ

  フリッツ(フリートリヒ)・ツェイマー

  フランツ・ツェレツニー



徳島県立近代美術館2006