ぐるぐるアートワード
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ぐるぐるもくじ


花に包まれた女の頭部



花の帯



はなび線香



花見うらゝか



「花嫁の花冠」



花をもつ婦人



花を持てる聖者



葉の装飾模様の中の鳥



母親の叱責[エティエンヌ・オブリーの原画による]



幅広の背負い紐



ハプニング



濱晶雲



濱田観



浜田知明



ハミルトン



林雲谿



林鼓浪



林重義



林倭衛



林司馬


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 作家(1701)

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さとう ちょうざん

佐藤朝山


1888年福島県相馬市の宮彫師の家に生まれる。幼い頃より、祖父や父に木彫を習い、1904年高村光雲の弟子であった山崎朝雲の内弟子となる。1914年再興第1回院展に「シャクンタラ姫」他を出品。日本美術院同人となる。1922年日本美術院よりフランスに派遣され、ブールデルに師事する。1924年帰国。後、院展において次々と作品を発表。1939年、紀元二千六百年記念に「和気清麿朝臣像」を出品する。1960年東京三越本店の「天女像」を完成。1963年死去。豊満な肉体表現に官能美を備えた、象徴的、異国趣味あふれる木彫作品を生み、院展木彫部の中心的な存在となる。「シャクンタラ姫とドゥシャンタ王」は、インドのよく知られた恋愛物語に取材したものである。主題に通じる神秘性に、その持ち味をよく活かした若き日の朝山の代表作である。(「日本近代彫刻の一世紀 写実表現から立体造形へ」図録 1991年)


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けんさくけっか

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徳島県立近代美術館2006