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フェリックス・ブラックモンとは?【 作家名 】
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パリに生まれた
ブラックモンは、日本美術の影響を受けた最初の西欧の芸術家と考えられている。鳥と花が描かれた版画の劇的な構図の効果や、ルソーの食器セット(1866年)のデザインに、
ジャポニスムの影響が現れており、おおむね北斎の絵本類から着想を得たものである。ジャングラール協会という日本美術の研究を唱道する芸術家、批評家の集団の創立メンバーとして1860年代半ば頃、毎月会合を開き、フィリップ・ビュルティ、ザカリ・アスト
リュック、アンリ・ファンタン=ラトゥール、ジュール・ジャッ
クマール、M・L・
ソロン、ア
ルフォンス・イルシュらと日本美術について語りあった。1874年に日本の多色刷
木版画を真似た最初の多色刷
エッチングを制作した。多くの画家や版画家との交友を通して日本美術の喧に努め、テオドール・ルソー、オーギュスト・
ルペール、アルベール・ベナールら多くの画家に
エッチングを教えた。1889年、アンリ・
ゲラールやフィリップ・ビュルティと共に画家=版画家協会年次展覧会創立に貢献した。(P.F.)(「世紀末から 西洋の中の日本「
ジャポニスム展」図録)
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