![](img/art_blog_mark01.gif)
いまクリックまたは、検索したキーワードの解説
リヴィエールとは?【 作家名 】
![](img/space.gif)
パリの下層階級の息子として生まれた
リヴィエールは、ほとんど正規の教育を受けず、複製版画の彫版師として身を立てている。1884年までに
エッチングを学んだことは、青インクで刷られた作品が何点か残されていることから分かる。1880年代半ばにトゥールーズ=
ロートレック、
スタンラン、ジョルジュ・オリオール、ウジェーヌ・
グラッセらがいたロド
ルフ・サリのカフェ「シャ・ノワール(黒猫)」のサークルに入った。当時
ジャポニスムはそのサークル内でも大変盛んで、カフェ・コンセールで上演した影絵芝居「中国人の影」のセットを作るため、
リヴィエールは日本の影絵を研究した。1888年、日本風の多色刷板目木版を始め、全て自刻によって広重や北斎の作品を思わせる連作を制作した。二つの連作
木版画集『ブルターニュ風景』(40点 1888−94年)、『海』(6点 1890−92年)を完成した後、さらに板目木版の版画集の制作が予定されていたにもかかわらず、その後多色刷
石版画に切り換えた。(P.F.)(「世紀末から 西洋の中の日本「
ジャポニスム展」図録)
![](img/art_blog_mark01.gif)
画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。