ぐるぐるアートワード
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赤い少女



赤い服のセザンヌ婦人



赤い枕で眠る女



赤い闇6



赤城泰舒



アカシア



赤土山



アカデミー



赤紫の花瓶



〈赤を見ることができない〉



亞艦来浦図











秋岡美帆



秋草小禽図



秋草花図



秋野不矩



秋の木葉



秋山祐徳太子



諦め


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だい20かいさろんでさん のぽすたー

「第20回サロン・デ・サン」のポスター

作家名:アルフォンス・マリー・ミュシャ
制作年:1896年
技 法:多色刷石版画
ランフトの作品同様、サロン・デ・サン(百人展)の広告としてデザインされたポスターである。画面いっぱいに描かれているのは西洋の美術の伝統的な主題である裸婦だが、この場合彼女に羽ペンと絵筆を持たせることで芸術を寓意的に示す女神となっている。ミュシャの得意とする官能的かつ装飾的な女性のイメージは、人目を惹く格好の図像として、世紀末のパリの商業界で人気を博した。サロン・デ・サンを主催したデシャンもミュシャを最も有望視し、彼のポスターや作品集を数多く出版した。アール・ヌーヴォーの流れるようなアラベスク模様等の様式的特徴は、ミュシャラファエル前派や浮世絵等の様々な美術からインスピレーションを得た結果生まれたものである。(「世紀末から 西洋の中の日本「ジャポニスム展」図録)


カテゴリー:作品
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フェアフィールド・ポーターとは?【 作家名 】

1907年アメリカに生まれる。1928年、ハーヴァード大学卒業。ニューヨークのアート・ステューデンツ・リーグ、パーソンズ・スクール・オブ・デザインなどに学ぶ。ポーターは現代アメリカ絵画において希有な影響力をもつ画家=批評家だった。彼はデ・クーニングについて書いた最初の画家であり、デ・クーニングの作品をごく初期から集めたコレクターの一人でもあった。ポーターの、じかに対象を見ながら描いた静物画、室内画、肖像画、風景画はアメリカン・リアリズムの重要作品に数えられる。彼のロング・アイランドの自宅は当時の画家や詩人、知識人のたまり場だった。彼の評論集『フェアフィールド・ポーター−内側からみた美術』は現代の芸術と具象絵画について書かれた本として重要な一冊である。(「アメリカン・リアリズム」図録 1992年)

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