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こどもようのりもの びっぐざふぇいす 子供用乗り物「ビッグ・ザ・フェイス」
ドイツ製。デザイン:フィリップ・スタルク、製造:ビッグ玩具製造会社。「ビッグ・ザ・フェイス」は使用後立ててコンパクトに片付けておける三輪車で、そのときには装飾的なオブジェとなる。昔からある三輪車と共通するところは少ない。この未来的な乗り物の車輪のひとつはボール状の車で置き換えられており、それが、明るい黄色のシリンダー状車体の口ひげのある顔の、帽子のようになっている。(「キッズ・サイズ・デザイン展」図録)
カテゴリー:作品
キネティック・アートとは?【 美術用語 】 動く芸術。なんらかの手段によって動きを示す作品の総称。コールダーのモビルのように風や手によって動きを示すものから、ガボ、マルセル・デュシャンに始まり第二次大戦後のティンゲリーなどのモーター仕掛けのものまでの一切が包含される。1961年にストックホルム近代美術館で開かれた「運動と芸術」展が最初の大きな国際展で、この展覧会にはヴィキング・エッゲリングの〈絶対映画〉からムナーリの作品までが集められ、20世紀のキネティック・アートの全貌が紹介された。物体の運動だけでなく、アガムやソトなどの動く影像や、光の変化などを示す作品も含まれる。1960年代に開花した顕著な動向の一つで、コンピューターによる作品もキネティッアートと関連している。 |
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