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こどもようのりもの びっぐざふぇいす 子供用乗り物「ビッグ・ザ・フェイス」
ドイツ製。デザイン:フィリップ・スタルク、製造:ビッグ玩具製造会社。「ビッグ・ザ・フェイス」は使用後立ててコンパクトに片付けておける三輪車で、そのときには装飾的なオブジェとなる。昔からある三輪車と共通するところは少ない。この未来的な乗り物の車輪のひとつはボール状の車で置き換えられており、それが、明るい黄色のシリンダー状車体の口ひげのある顔の、帽子のようになっている。(「キッズ・サイズ・デザイン展」図録)
カテゴリー:作品
戸張孤雁とは?【 作家名 】 1882年東京に生まれる。1901年洋画研究のため渡米し、06年に帰国する。1910年太平洋画会研究所彫塑部に入門し、同年第4回文展に「をなご」を出品する。1916年再興第3回院展に「ムスメ」「若き男の像」他を出品する。1917年には日本美術院同人となる。1927年東京で死去。アメリカで苦学をしながら、洋画、デッサンを学んでいた戸張は、ニューヨークのナショナル・アカデミーで荻原守衛と知り合ったことで、彫刻家への道を進むことになる。ロダンの作品からも多大な影響を受け、生命感にあふれた大胆なデフォルマシォンを特徴とする象徴性の高い作品を制作した。また版画家としても活躍し、1919年には山本鼎、織田一磨らと日本創作版画協会を創立し、「創作版画と版画のつくり方」を刊行した。(「日本近代彫刻の一世紀 写実表現から立体造形へ」図録 1991年) |
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