ぐるぐるアートワード
データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。
ぐるぐるもくじ


教育がすべて



「教会(シュタインホーフ教会)建築に関する解説」



峡谷



京都名所四季図



曲馬乗り−『エスタンプ・モデルヌ』誌より



清塚紀子



清原啓一



清原重以知



清水九兵衛



キリスト(赤)



キリッシュ



霧のなかで



キルヒナー



琴碁書画之図



「近代住宅とその造作」



キンダーリュプケ



「キン・ダー・リンク」スツール







キース I



キーファー


<前 (43/186ページ) 次>

●もくじのさくいん

    

    

記事カテゴリ

 すべて

 作家(1701)

 作品(1851)

 美術用語(163)

 その他(1)


きのうち よし

木内克

1892年茨城県に生まれる。1977年没する。上京し同郷の彫金家、海野美盛に学んだ後、1914年朝倉文夫の塾生となる。1916年第10回文展に入選。以後官展に出品するが、1921年渡英。翌22年パリに行きグランド・ショミエールでブールデルの指導を受ける一方、藤田嗣治福沢一郎らと交流しながら自由研究を続け、アルカイック期のギリシャ彫刻に傾倒する。同時に、原型から型どった粘土を素焼するテラコッタの技法の修得に努める。1935年に15年間の滞仏を経て帰国。翌年から1940年まで二科展に出品。滞欧作は戦後の1948年第2回新樹会展に招待出品し、テラコッタによる独自の表現が新鮮な驚きをもって迎えられ高く評価される。1951年新樹会会員。同年第3回毎日美術賞、1962年第5回現代日本美術展優秀賞、70年第1回中原悌二郎賞を受賞した。没年の翌年1978年茨城県立美術博物館で遺作展が開催されている。


カテゴリー:作家
  いまクリックまたは、検索したキーワードの解説

佐藤朝山とは?【 作家名 】

1888年福島県相馬市の宮彫師の家に生まれる。幼い頃より、祖父や父に木彫を習い、1904年高村光雲の弟子であった山崎朝雲の内弟子となる。1914年再興第1回院展に「シャクンタラ姫」他を出品。日本美術院同人となる。1922年日本美術院よりフランスに派遣され、ブールデルに師事する。1924年帰国。後、院展において次々と作品を発表。1939年、紀元二千六百年記念に「和気清麿朝臣像」を出品する。1960年東京三越本店の「天女像」を完成。1963年死去。豊満な肉体表現に官能美を備えた、象徴的、異国趣味あふれる木彫作品を生み、院展木彫部の中心的な存在となる。「シャクンタラ姫とドゥシャンタ王」は、インドのよく知られた恋愛物語に取材したものである。主題に通じる神秘性に、その持ち味をよく活かした若き日の朝山の代表作である。(「日本近代彫刻の一世紀 写実表現から立体造形へ」図録 1991年)

  画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。

キーワード検索




けんさくけっか

キーワード

佐藤朝山

キーワードを含む記事
3件見つかりました。

  石井鶴三

  佐藤朝山

  橋本平八


<前   次>

徳島県立近代美術館2006