作家名:
スタジオ・ペガサス
制作年:1995年頃
技 法:アルミニウム、フレーム、ナイロン・コーデュラ・シート、12インチ空気入りタイヤ
イギリス製。デザイン:
スタジオ・ペガサス、製造:
PCD社。三輪乳母車のコンセプトは1984年頃アメリカで考案された。ランニングに熱心な夫婦に子供ができたときのことである。彼らはト
レーニングを中断したくなかったので20インチ自転車のホイールを使って乳母車をつくった。イギリス版は、初めのうち輸入されていたが、12インチの空気入りタイヤを付けマウンテンバイクのようにオフロードでも使えるものであった。その後もユーザーの提案で改善が加えられ、子供の脚部分の
スペースが拡張され、成形も単純化された。薄くたためて非常に軽い。混みあった商店街での操作性も良いし、公園でスケートをしているカップルがつかっているのを見たこともある。(「キッズ・サイズ・デザイン展」図録)