ぐるぐるアートワード
データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。
ぐるぐるもくじ


熱血漢



ネットバスケット



ネヒャンスキー



寝袋



眠れる小妖魔



ネルソン



ネーベハイ



ノイトラ



農夫と農婦



ノヴァーク



野生司香雪



ノグチ



野口幽谷



残った問題(6点組)



野添平米



野田九浦



野田哲也



野長瀬晩花



野々宮



野原の蓮


<前 (114/186ページ) 次>

●もくじのさくいん

    

    

記事カテゴリ

 すべて

 作家(1701)

 作品(1851)

 美術用語(163)

 その他(1)


ちゃいるどしーと

チャイルドシート

作家名:ケネス・グレインジ(ペンタグラム・デザイン)
制作年:1990年
技 法:剛性プラスチック
日本製。デザイン:ペンタグラム・デザイン(ケネス・グレインジとジョハン・サンター)、製造:タカタ株式会社。適切だが実用一点張りの子供用カーシートは非常に一般的である。イギリスの工業デザイナー、ケネス・グレインジはこのチャイルド・シートをファミリーカーの美学と調和する製品を作ることを目指し、もっとも高性能な人間工学設計のスタンダードとして、日本のマーケットのために設計した。曲線状のスライド式レールの付いたシートの外観は保護と調整の機能を物語っている。シートは前席、後席のどちらの座席にも付けられ、座席と同じ方向にも向かい合わせにも付けられる。胸部保護パッドは子供の脚の間にあるバックルに差し込まれ、着脱装置には子供の手がとどかぬようになっている。生後4ヶ月から4歳児までに対応できる。(「キッズ・サイズ・デザイン展」図録)


カテゴリー:作品
  いまクリックまたは、検索したキーワードの解説

ハプニングとは?【 美術用語 】

1950年代後半から60年代に行われた非演劇的、脱領域的な表現形式。演劇や公演芸術との近親性が著しいが、伝統的な制作・公演の原理を否定し、伝統芸術の時間的秩序を打破して「偶然性」を最も尊重しているため、自然発生的で筋書きのない演劇的出来事といった性格が強い。ハプニングの名称は、1959年ニューヨークのルーベン画廊で開催された、アラン・カプローの「6部からなる18のハプニング」に由来し、遠くは未来派ダダ、直接にはアクション・ペインティングや作曲家ジョン・ケージの即興の概念を背景としている。芸術家が行為者となって日常的な演技を即興的に行い、またしばしば観客の参加を要請するとともに、提示されたオブジェと一体となった環境を形成し、複合感覚的体験を強調した。代表的なハプナー(ハプニングを行う作家)には、オルデンバーグ、ジム・ダインレッド・グルームス、ラウシュンバーグなどや、ヨーロッパを中心とするフルクサスグループ、日本の具体美術協会のメンバーなどがいる。

  画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。

キーワード検索




けんさくけっか

キーワード

ハプニング

キーワードを含む記事
16件見つかりました。

  靉嘔

  秋山祐徳太子

  荒川修作

  工藤哲巳

  ジョージ・シーガル

  高松次郎

  ジム・ダイン

  〈どのような音楽が頭の中に壁を創るのか〉あるいは〈フルクサスの竪琴〉

  ハプニング

  パナマレンコ

  パフォーマンス

  飛行機

  ヴォルフ・フォステル

  ポップ・アート

  吉原治良

  ロバート・ラウシェンバーグ


<前   次>

徳島県立近代美術館2006