ぐるぐるアートワード
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ぐるぐるもくじ


山麓で羊といる少女



サン=ロック教会



サーレ



サー・ウィリアム・マクスウェル将軍の肖像



The Signified or If No.1



The Signified or If No.2



The Signified or If No.3



The Signified or If No.4



The Signified or If No.5



The Signified or If No.6



The Signified or If No.7



ザヴジェル



ザガッタ



雑誌「青騎士」



雑誌「自由」(ラ・リベルテ)



雑誌「微笑み」(ル・スリール)



雑誌「ル・ポンポン」



ザツキン



『ザ・ライフ・オブ・マン』



ザルテン


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ちゃいるどしーと

チャイルドシート

作家名:ケネス・グレインジ(ペンタグラム・デザイン)
制作年:1990年
技 法:剛性プラスチック
日本製。デザイン:ペンタグラム・デザイン(ケネス・グレインジとジョハン・サンター)、製造:タカタ株式会社。適切だが実用一点張りの子供用カーシートは非常に一般的である。イギリスの工業デザイナー、ケネス・グレインジはこのチャイルド・シートをファミリーカーの美学と調和する製品を作ることを目指し、もっとも高性能な人間工学設計のスタンダードとして、日本のマーケットのために設計した。曲線状のスライド式レールの付いたシートの外観は保護と調整の機能を物語っている。シートは前席、後席のどちらの座席にも付けられ、座席と同じ方向にも向かい合わせにも付けられる。胸部保護パッドは子供の脚の間にあるバックルに差し込まれ、着脱装置には子供の手がとどかぬようになっている。生後4ヶ月から4歳児までに対応できる。(「キッズ・サイズ・デザイン展」図録)


カテゴリー:作品
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バーサ・ラムとは?【 作家名 】

アイオワ州ティプトン生まれのラムは、ノードフェルト同様、ジャポニスムの真っ只中、シカゴのアート・インスティテュート・アートスクールで学んだ。初めて実験的な木版画を制作したのは、日本への新婚旅行で木版の道具を手に入れた後の1905年頃である。1907年に再び日本を訪れたラムは、今度は彫師の伊上凡骨(1875−1933)の下で3カ月間、伝統的な木版画の工程を学び、その後3年間はその手法を生かしてアメリカで制作した。1911年から1912年にかけて再来日した折には、東京で彫師と摺師を見つけ、集中的に自分の作品の制作に励んだ。ラムの木版にかける熱意に打たれた師の伊上凡骨は、「おそらく日本の多色摺木版芸術は外国人たちに乗っ取られてしまうだろう!」と、日本人が木版を低級な複製技法として蔑んでいる事実を嘆いている(「木版画の真価」『早稲田文学』7、1907年5月)。ラムが日本で活動した時期は、ちょうど創作版画運動の初期と重なったが、彼女の独創的な木版作品は日本の同時代の作家に多大な影響を与え、日本における木版の見直しの端緒となった。(M.Y.)(「世紀末から 西洋の中の日本「ジャポニスム展」図録)

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