作家名:
スタジオ・デ・ルッキ
制作年:1995年
技 法:金属管、蒸気成形合板、成型プラスチック、鋳物のジョイント、成型プラスチックの天板の縁
イタリア製。デザイン:
スタジオ・デ・ルッキ、製造:
カサーラ。可動性と最大限の組織的適応性が、学校用家具製造業者
カサーラの長期にわたる学校用家具システム設計の主導原理である。その開発は教育現場を含むあらゆる種類の労働環境がどのように変化するかを考える好機となった。デザイナーのミケーレ・デ・ルッキは、教室用備品は融通性を高めるために容易に形態を変えられるべきだと感じた。ヒエラルキーと効率を強調する古い教育のかたちは流動的で遊び心のある表現形式に取って代わられた。机には小さな車が取り付けられ、デスク表面は適合用の装置で3段階の高さで傾けることができる。(「キッズ・サイズ・デザイン展」図録)