ゲオルク・ハイム著。ドイツ
表現主義のグループ「
ブリュッケ」創始者の一人
キルヒナーは早くから
木版画に取り組み、アフリカや南洋の彫刻、中世の
木版画や日本の浮世絵などに関心を向けた。夭折の詩人ハイムの詩集を表紙から挿絵まで
キルヒナーが手がけたのがこの作品。第一次世界大戦後に滞在していた
スイスで見た木彫りの農民彫刻に影響されたといわれる。(「本と美術−20世紀の挿絵本からアーティスツ・ブックスまで」図録 2002年)

いまクリックまたは、検索したキーワードの解説
セザンヌとは?【 作家名 】

南フランスのエクス=アン=プロヴァンスの裕福な家に生まれ、同級生に後の小説家ゾラがいた。パリに出て
印象派の画家との親交を深め、
印象派展に出品する。しかし、
モネのような光や色の追求ではなく、ものの形を純粋な造形のモチーフとして考え、堅牢な作品を制作しようとした。
後期印象派の代表にとどまらず、20世紀の美術思潮に最も大きな影響を与えた一人と言える。「自然を円筒と球と円錐によってとらえる」という有名な言葉を残した。

画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。