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鷹狩図



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つぁん・とぅむ・とぅむ

ツァン・トゥム・トゥム

作家名:フィリッポ・トンマーゾ・マリネッティ
制作年:1914年刊
技 法:本
フィリッポ・トンマーゾ・マリネッティ著。イタリア未来派のリーダー、詩人マリネッティが、一九一二年のトルコでの戦争の印象を詩にして、自らページレイアウトを行ったのがこの本。挿絵はない。見所は文字組みである。所々に太字が混じり、文字の大きさは自在に変化。文字の方向も斜めに、縦にとまさしく縦横無尽。爆発音は、さしずめ日本語にたとえれば、ヒューーン、ドッカーーーン。こんな感じでページが進む。コンピューターなんてない時代。手書きでもない。活字で組んである驚き。(「本と美術−20世紀の挿絵本からアーティスツ・ブックスまで」図録 2002年)


カテゴリー:作品
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遠近法とは?【 美術用語 】

三次元の空間を平面上に、立体感、奥行きを伴って表現するための技法。1436年、アルベルティの『絵画論』において、「絵画は眼を頂点とする三角錐の一断面にほかならない」と、科学の裏付けに基づいて初めて理論的に示された。現実に目の前にある対象物は、われわれの目から遠く離れてゆくに従って、小さく見えるようになる。つまり画面上の消失点(バニシング・ポイント)に向かって幾何学的に短縮され、画面上に示される。これは線遠近法とよばれるものである。これに対して、大気の影響によって、対象のもつ色が変化して見え、その輪郭や明度が不明瞭になることに基づいて遠近感をあらわす色遠近法といわれるものもある。また、線遠近法は透視図法ともいわれることがあり、たとえばレオナルドの「最後の晩餐」は、消失点を効果的に用いた遠近法の一例である。

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