ぐるぐるアートワード
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ぐるぐるもくじ


海景−「聖クレア」シリーズより



回顧作品その2−ピンポン・ルーム, 1960−



海藻



階段をおりる裸体 No.2



甲斐庄楠音



海浜遠望



海浜風物図



解剖学



買物帰りの女[ジャン=シメオン・シャルダンの原画による]



海陸戦斗図



帰り来る舟



花下躍鯉図







かがみ込んだ裸婦



鏡の前の装い



輝く光の中 No.4



かきつばたと蛙『エスタンプ・オリジナル』誌第8号より



書きものをする娘



郭子儀



角ばった肩の生きもの


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●もくじのさくいん

    

    

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みらいはでぺーろ1913-1927

未来派デペーロ1913-1927


作家名:フォルトゥナート・デペロ
制作年:1927年刊
技 法:ボルト、ナット、テキスト
デペーロが未来派に関わりだした一九一三年から二七年までの自らの活動を集約した本である。自身でレイアウトした活字と写真のページが連続し、未来派のデペーロここにあり、といった感がする。表紙には、出版したアザーリの名前も大きく表示されている。この本の刊行にはアザーリの尽力が欠かせなかった。表紙は厚紙、そして何よりも二つの大きなボルトで綴じられている。通称「ボルト本」と呼ばれる由縁だ。これはもはやオブジェとしての本である、ということになるのだろうが、そんな歴史的な位置づけを考える前に、新鮮で軽やかでいて存在感のあるアルミニウムのボルトに貫かれた強烈な自己主張の塊に気圧されてしまう。(「本と美術−20世紀の挿絵本からアーティスツ・ブックスまで」図録 2002年)


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けんさくけっか

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徳島県立近代美術館2006