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げいじゅつのいずむ 芸術のイズム
ハンス・ アルプ、エル・リシツキー著。キュビスム、未来派、表現主義、ダダ、抽象、シュプレマティスム、構成主義など、一九一四年から二四年にかけて起こったアヴァンギャルド芸術を図版付きで解説した美術書。タイポグラフィはリシツキー。ページ右上のインデックスは健在。アポリネール、マレーヴィッチ、モンドリアン、グロッスらが、それぞれの運動に関して発言した言葉がアンソロジーのように掲載され、数多くの作品図版が掲載された格好の入門書。(「本と美術−20世紀の挿絵本からアーティスツ・ブックスまで」図録 2002年)
カテゴリー:作品
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シュプレマティズムとは?【 美術用語 】 絶対主義と訳される。ロシアの芸術家マレーヴィッチが、ソビエト革命前後に提唱した抽象絵画の方法と哲学のこと。1915年にモスクワで刊行された「キュビスムからシュプレマティズムへ」が最初の宣言だが、バウハウス叢書の「非対象の世界」が理念の集大成であると言われている。絵画の再現性を否定し、純粋な感性を絶対のものとする非対象絵画を目指した。シュプレマティズムの抽象表現は、矩形・円・十字・三角形などの幾何学的要素から独自に画面を構築するタイプの抽象に分類され、自然の外観の分折や破壊によって形態を単純化し抽象的画面をつくり出す方向や、人間の情動を不定形な形態に込めるといったタイプの抽象画とは区別される。ロシアの前衛的美術のみならず、ヨーロッパの構成主義に与えた影響は大きい。 画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。 |
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