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かてどらる カテドラル
クルト・シュヴィッタース著。Die Silbergauli 41/42号。ダダの一匹狼的な存在、シュヴィッタース。表紙に見えるメルツ(MERZ)の文字は、印刷物の切れ端にたまたま残っていた文字であり、それは、コラージュを始めとする彼の活動を総称する用語となった。また、個人誌として発刊した雑誌の誌名としても使われている。彼が用いるコラージュの素材は、日常生活のなかですぐに捨てられてしまうようなチケットや封筒などの印刷物が多い。そんなゴミのような切れ端を用いるシュヴィッタースが作った書物の名は「カテドラル」、そびえ立つ偉大な大聖堂であった。(「本と美術−20世紀の挿絵本からアーティスツ・ブックスまで」図録 2002年)
カテゴリー:作品
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アール・ヌーヴォーとは?【 美術用語 】 「新しい芸術」という意味。モダンスタイル(MODERN STYLE、英)、ユーゲントシュティール(JUGENDSTIL、独)ともよばれる。19世紀末から20世紀の初頭にかけて、フランス、ベルギーを中心としてヨーロッパで流行した芸術様式のことで、自分たちの時代に相応しいものを求める人々によって推し進められた。極めて装飾的な造形上の特徴をもち、それは時に、華美、装飾過剰とも思われかねない。花や葉などの植物を主題としたような曲線を好み、その有機的、生命的な表現は、絵画、デザイン、工芸、建築をはじめとして広い範囲に及んだ。デザインの分野では、ポスターが流行して、ミュシャは時代の子となり、家具調度品の工芸の分野では、ガレがガラス工芸などによって名を馳せ、建築の分野では、オルタやギマール、ガウディといった人々の活躍がみられた。 画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。 |
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