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おかしなかぞく おかしな家族
ジャン・コクトー著。二十世紀初頭、ベル・エポック(よき時代)のパリで、わずか十代にして世に出た早熟の詩人コクトー。ボードレールの影響に始まり、アヴァンギャルドの洗礼を受け、詩や小説に限らず、映画監督、バレエの脚本家・振り付け師、そして画家としても活躍した。そんな彼が自らの絵と文章で作ったただ一つの絵本が、この〈おかしな家族〉である。毎晩夜遊びをする太陽と月の夫婦、放任されてやんちゃな子供たち、それを教育する犬や星の家庭教師。ここには、ブルジョア家庭に育ち、着飾ってオペラやコンサートに出かける両親をあこがれの眼で眺めながら、どこか孤独に育った感受性鋭いコクトー自身の幼年期の体験が見え隠れする。ファンタジックでありながら、醒めた狂気を感じるような独特のデッサンが、おかしくて危うい物語と一体になった魅惑的な本である。(「本と美術−20世紀の挿絵本からアーティスツ・ブックスまで」図録 2002年)
カテゴリー:作品
リゴーとは?【 作家名 】 当時、画界の第一人者であったル・ブランのすすめでブルジョワ階級から徐々に上流階級の肖像画を描くようになり、ルイ14世の治世末期から、摂政時代、ルイ15世時代を通じて宮廷画家として活躍した。その特色はレンブラントに影響を受けた、心理描写に優れた写実的な表現と、堂々と人物を位置づけ身のこなしや仕草によって地位や身分を表現するところにあった。(「近世フランスの絵画と版画−東京富士美術館コレクションによる」図録 2002年) |
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