ぐるぐるアートワード
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雨後



雨後之山



宇佐美圭司



宇佐美氏像



ウサンの風車、ブルターニュ



牛田■村



牛と童子



〈失われた心:1004の非常出口〉



失われたパスポート



牛を売る人



宇治川上流之真景図



宇治山哲平



烏図屏風



宇田荻邨



ウダール



内田智也



うちわを背にした女の肖像



ウッドマン夫妻



美しい自転車乗り



腕の中の姉妹


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おくそこのあお

奥底の青

作家名:ピエール・アレシンスキー
制作年:1968年刊
技 法:エッチング(1点)入り透明ポリエステル樹脂の筒、麻ロープ、コルク貼ケース、エッチング、紙(2点)、本
ジョイス・マンソール著。ルシャやロート、あるいはソル・ルウィットらが時代を切り拓くアーティスツ・ブックスを制作していた一方で、商業的にアーティストの本を刊行する出版社も出始める。パリの出版社ソレイユ・ノアールもその一つ。それらの作品の特徴の一つに、本の装丁、デザイン自体ではなく、そのケース、パッケージに工夫を凝らしている点が挙げられる。〈奥底の青〉は、アレシンスキーの作品。戦後、世界の各地で同時多発的に起こった、抽象表現主義アンフォルメル、具体などの表現主義的な動きの一つである「コブラ」のメンバーの一人。独特の記号のような、カリグラフィのような形態が画面全体にちりばめられたような作風で知られている。本のケースはコルク製であり、麻のロープで透明のアクリルの円柱とつながっている。円柱の中にはアレシンスキーの版画が封入されている。本の容器をオブジェとして制作するという意図が明確な作品。(「本と美術−20世紀の挿絵本からアーティスツ・ブックスまで」図録 2002年)


カテゴリー:作品
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ワーグマンとは?【 作家名 】

ロンドンに生まれる。1857年アロー号事件で中国に渡り『イラストレイテッド・ロンドン・ニューズ』の特派員として広東、香港、マニラをまわる。1860年北京に従軍して、のち帰英。1861年ふたたび中国におもむいて来日。横浜に住み、1862年『ジャパン・パンチ』創刊。おもに風俗画を制作する。門下に五姓田義松高橋由一小林清親などが集まるが、1887年帰英。翌年ロンドンで展覧会を開いたのちふたたび来日した。(「みづゑのあけぼの 三宅克己を中心として」図録 1991年)

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