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アデイェミ



アデイェミ



アトランタ1945+50



アトランタ1945+50



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アブウー



アブストラクション・クレアション



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NR ぬーう゛ぉーれありすむ

N.R.(ヌーヴォー・レアリスム)

作家名:フェルナンデス・アルマン
制作年:1975年刊
技 法:11作家によるマルチプル、テキスト
アルマン、ニキ・ド・サン=ファール、クリスト、セザールほか。一九六〇年代のヨーロッパにおいて、アメリカのネオ・ダダと呼応するような前衛的な活動を行ったヌーヴォー・レアリスム抽象化ではなく現実をいかに捉えるかという方向性が共通する一群の作家たちの活動。このグループは一九七〇年に解散したが、この作品は、一九七五年に元メンバーたちの作品を集めてトランクに収め、解説冊子をつけたもの。既に他界していたリーダー格のイヴ・クラインは写真だけが掲載された。トランクに小作品を収め、それが作品目録であると同時に作品ともなっている、という形式は、デュシャンが自らの作品のミニチュアをケースに収めた〈ヴァリーズ(トランクの箱)〉(一九六一年)を意識したものであろう。過去を回顧するという点でも共通性が見られる。また、ボックスに作品を収めるという点では、デュシャンの〈グリーン・ボックス〉や、フルクサスの〈フルクサス1〉なども念頭にあったと思われる。実物の小作品、あるいはミニチュアによるアンソロジー作品集(画集)を複数制作(マルチプル)し、あるいは出版するといった趣向のこの種の作品が、良きにつけ悪しきにつけ、ある意味で市民権を得てきた証でもある。(「本と美術−20世紀の挿絵本からアーティスツ・ブックスまで」図録 2002年)


カテゴリー:作品
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カンディンスキーとは?【 作家名 】

1866年ロシアに生まれる。1944年没する。モスクワ大学で法律と国民経済学を研究したが、1896年ミュンヘンに移ってシュトゥックについて絵を学び、ユーゲントシュティール、印象主義、ロシア民芸の影響がつよい作品を制作した。1909年「新芸術家協会」を設立。翌年水彩画による最初の抽象画を制作。この頃『芸術における精神的なもの』を執筆。1912年『ブラウエ・ライター(青騎士)』誌を刊行。1914年ロシアに帰り、革命後モスクワ大学教授となる。1921年ドイツに戻り、1922年から33年までバウハウスで教鞭をとった。1933年パリに亡命。作風は、1910年代は激しい色と形による「ドラマティックな時代」、20年代は「コンポジション時代」から「円の時代」へと移行し、晩年は「具体芸術の時代」へと展開した。ミュンヘンのレンバッハ画廊、パリのポンピドゥ・センター、ニューヨークのグッゲンハイム美術館に主なコレクションがある。抽象絵画の創始者として、20世紀美術にかけがえのない足跡を残した。

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