ぐるぐるアートワード
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アマタシャ



雨田光平



網打つ人 - II



編革ひもシートのインスブルック・ローデルそり



編物をする羊飼いの女(羊飼いの女、大)



アムステルダム国立博物館1







雨のために



アメリカセイ



アメリカの風景



荒井寛方



洗い髪



荒川修作



荒木寛畝



荒木十畝



荒木高子



荒木珠奈







アラベーラ・ボルトンの肖像



あらゆる試練に耐えて


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 作家(1701)

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なかだ さだのすけ

仲田定之助

1888年東京に生まれる。1922年ドイツに留学。滞欧中、バウハウスを訪れ、その紹介記事を日本の美術雑誌に書き送る。仲田は進歩的な批評家として知られるが、1924年の帰国後の一時期、三科、単位三科にオブジェや彫刻作品を発表するようになる。1925年三科展に出品、会員となり、26年中原実らと単位三科を結成し、彫塑作品を出品する。1928年画廊九段でクレーカンディンスキーの作品を展示する。1970年「明治商売往来」でエッセイストクラブ賞受賞。死去。1924年作の「首」は残されている数少ない作品のひとつで、キュビスム、ダダバウハウスの活動などに海外で直に触れてきた作者らしく、人の顔に数字を配した実験的作品といえよう。(「日本近代彫刻の一世紀 写実表現から立体造形へ」図録 1991年)


カテゴリー:作家
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テンペラとは?【 美術用語 】

油と膠質が混じり合った乳剤(エマルジョン)で顔料を練り合わせた絵具。「混ぜ合わせる」という意味のイタリア語「テンペラーレ」(Temperare)に由来する。乳剤には、卵や無花果の乳液を使った天然のものと、カゼインと膠の混合溶液のような人工のものがある。歴史的には、卵テンペラが最も代表的なものであった。練り合わせ剤(メディウム)を使わないフレスコが広く普及した14世紀以降、フレスコと区別するため、メディウムを使う絵画を広くア・テンペラと呼んだが、油彩画が絵画の主要な位置を占めるようになった16世紀以降は、従来の卵を用いたものをテンペラと称するようになる。テンペラは乾きが早く、じょうぶで耐久性に富む絵具層をつくり、色調は油彩画よりも明るく鮮明である。しかし、色面の平塗やぼかしの技法には不向きで、線描的な性格を持っている。そのため、その欠点を補うためしばしば油彩画と併用して使われる。

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