データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
1908かれんだー 「1908年カレンダー」
多色石版画12点、カルトンに似た手漉紙に印刷、シルク装。その厳格な様式化の点でユーゲントシュティルの構成主義に組するこのカレンダーは、出版部数が少なかったために限られた小サークルにしか知られていなかったが、ウィーン分離派のブックアートの最高傑作のひとつに数えられる。ディータ・モーザー(コロマン・モーザー夫人)は、1910〜1911年のカレンダーも作った。1906年、彼女はウィーン工房のために有名なタロックカードをデザインした。ディータ・モーザーの表題扉、多色石版画。A.ベルガー刊(ウィーン)。
カテゴリー:作品
いまクリックまたは、検索したキーワードの解説
ベルガーとは?【 作家名 】 1892年ウィーンに生まれる。1911年よりウィーン工芸学校在学。O.シュトルナートとJ.ホフマンに師事。ウィーン工房のためにテキスタイル、銀器をデザインした。同じく工房に参加していた、O.レンゲッテが1917年に編集したモード雑誌『婦人世界』のグラフィックに協力。ビミニ社のためのガラス器をデザインした。ウィーン市の建築計画に従事1920−36年、30本以上の映画のセットの仕事をし、代表的なものに1920年の「王子と乞食」、1923年の「デア・ユンゲ・メダルドウス」、1927年の「カフェ・エレクトリック」などがある。1936年からモスクワに移り、1981年同地で歿。(「ホフマンとウィーン工房展」図録 1996年) 画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||