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マックス・エルンストとは?【 作家名 】
1891年ドイツに生まれる。1976年没する。ボン大学で哲学を学ぶ。1912年「ラインの
表現主義者」展に出品。キュビスムや
未来派の影響を受けた後、1919年
アルプ等とケルンの
ダダ・グループを結成し、過去の名画の改作や
コラージュなどを試みる。アンドレ・ブルトンの招きで1921年パリで個展、翌年パリに移り、
シュルレアリスムの代表的画家として活躍。1925年
フロッタージュ(あてこすり)の技法を発明し、〈博物誌〉を制作、その後油彩にも応用する。第2次大戦中ナチに追われ、1941年ニューヨークに移る。オシログラフ(振動描画)の技法は、
アクション・ペインティングの先駆けとなった。1929年に〈百頭女〉、1934年に〈慈善週間〉、などの
コラージュ小説を刊行。
タブローの他、版画や本の挿絵も精力的に手掛け、アメリカでは多くの彫刻を制作した。1954年ベネチア・
ビエンナーレ展で、絵画部門の大賞を得た。1958年フランスに帰化した。(「なぜか気になる人間像 徳島県立近代美術館所蔵名品展」図録(埼玉県立近代美術館)1992年)
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