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あさんぶらーじゅ アサンブラージュ
英語では、アッセンブリッジとよばれる。語義は「物の集まり」で、一つの美術作品をつくるにあたって、様々なものを寄せ集めてくることから名付けられた。1950年代にコラージュを基にして、デュビュッフェがリトグラフに試みてから、1960年代にピエール・レスタニーが提唱したヌーヴォー・レアリスムの大きな流れの中で、アサンブラージュは一般にも、よく知られるようになった。1961年には「アサンブラージュ展」がニューヨークで開かれている。社会のあらゆる場面でつくり出されたものを集合させ、当時の社会への語りかけを、マチエールの提示によって成し遂げている。アルマンは、工場で大量に生産される製品をガラスケースに押し込んだし、セザールは工場の廃品を寄せ集めて、それらを圧縮して作品を生み出した。
カテゴリー:美術用語
デア・シュトゥルムとは?【 美術用語 】 「嵐」の意。ヘルヴァルト・ヴァルデンが1910年から32年までベルリンで発行した美術雑誌の名称。また1912年から28年まで同市に開設した画廊の名前でもある。ヴァルデンは熱烈に前衛芸術を支持し、「ブリュッケ(橋)」や「ブラウエ・ライター(青騎士)」グループの作品を招介するだけでなく、カンディンスキーやマルクを編集顧問に迎えるなどして、ドイツにおける前衛芸術運動に論壇の場を提供した。一方、フランスのフォーヴィスム、キュビスム、オルフィスム、イタリアの未来派等の作品写真を掲載し、画廊でも多くの指導的作家の作品を展示するなど、外国の前衛美術をドイツに紹介することに務めた。1913年にヴァルデンが中心になって組織した第1回ドイツ秋期展(Herbstsalon)が、ヨーロッパ前衛美術の国際展の観を程するなど、ナチスの台頭まで、ドイツの新しい芸術運動最大の推進役を果した。 |
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