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いこのぐらふぃー イコノグラフィー
図像ないしは図像学と訳される。かってはローマ時代の肖像などについて像主を判定する意味のものだったが、20世紀に入ると、造形美術の主題に関する研究全体を包含する意味にまで拡大された。イコノグラフィーは通常、宗教的イコノグラフィーと世俗芸術のイコノグラフィーに分けられるが、前者では18世紀末頃から、キリスト教美術の象徴的、教義的内容を研究するキリスト教図像学がおこり、ディドロンやエミール・マールが広い影響を与えた。世俗芸術のイコノグラフィーの分野では、風俗画の発生、静物画の起源、政治上の風刺の表現といった画家が用いる主題の発展段階が研究されてきたが、現代では、ヴァールブルグ,パノフスキーらによって、様式を重視する美術史に対して、広く美術作品一般の意味を記述する学として提唱されている。イコノグラフィーは、思想とイメージとの関連の分折を行こなうことで、美術作品形成のさまざまな要素を理解する助けとなるものだと言える。
カテゴリー:美術用語
石版画とは?【 美術用語 】 版画技法。石版画。平版(版面に凹凸のない版形式)の代表的なもの。版材に石灰石や、今日では人造石灰石や亜鉛板、アルミ板も用いる。製版の原理は水と油の反発作用である。即ち石灰石に脂肪性のクレヨンや解き墨で描き、上から硝酸アラビアゴム溶液を掛けると、化学作用によって描画部は親油性に、他の部分は親水性になる。こうして版面に油性インキをローラーで転がし、描画部にのみ付着したインキをプレス機で紙に刷り上げる。亜鉛板等を用いる場合も、水と油の反発を応用することに変わりはない。18世紀末にゼネフェルダーがドイツで発明し、当初は近代的な複製出版技術として、広くヨーロッパに普及した。19世紀中頃には多色石版画、続いて写真製版も登場し、リトグラフは商業印刷の分野で急速に発展する。19世紀末の芸術的なポスターの隆盛は、この技法を抜きにしてはあり得なかった。今世紀に入いってからも、ピカソ、マチス、ルオー、シャガール等、多くの作家がリトグラフによる表現を意欲的に追求した。 |
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