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かりかちゅあ カリカチュア
人物または擬人化された動植物を題材にして、滑稽、ユーモア、諷刺などの効果をねらった絵。ペンや絵筆による略画か、版画やイラストレーションなどの形式をとり、外観の特徴を誇張あるいは歪曲して描き、説明の寸言が付される場合もある。戯画、諷刺画、漫画などと実際には重複し、区別しがたい。イタリア語で「重荷を負わせる」とか「誇張する」を意味するカリカーレに由来し、16世紀末カルラッチー家によって描かれた素描風の一種異様な人物画をカリカトゥーラと呼んだことにはじまる。のちに政治家や権威を諷刺したり揶揄する手段として一般化され、19世紀に入ると政治的緊張の高まったフランスでとくに隆盛をきわめ、専門の絵入り雑誌を舞台にカヴァルニやドーミエなどの名手が活躍した。現在ではその概念は歴史的制約をはなれて、古代や中世、また西欧圏以外の絵画にも適用されている。
カテゴリー:美術用語
外光派とは?【 美術用語 】 19世紀フランス絵画史における呼称。ルネッサンス以降ヨーロッパのアカデミックな美術教育では屋内で油絵を完成するのが習しだったが、19世紀に入ると屋外の太陽光の下で油絵を完成しようとする作家が現れた。そうした作家あるいは制作態度を指す。主題としては風景画が多く、具体的な作家としてはヨンキスト、ブーダンなど印象派の先駆的な役割を果した作家を指し、クールベやコローなどを加えることもある。印象派も屋外での制作に専念しているが、普通は外光派と区別し、むしろ印象派の技法とアカデミックな主題を折衷して19世紀後半のパリ画壇で人気を得たサロンの作家たちを指すことが多い。日本ではサロンの作家ラファエル、コランに学んで1893年帰国した黒田清輝を中心として形成された洋画の新傾向とその一群の作家を指す。黒田が帰国するまで主流であった脂派との対比から、紫派、新派、南派、正則派とも呼ぶ。 |
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